最近、友人に頼まれて初めてコンビニでパートの経験をしたのですが、色々なお客様がきて、人を観察していたらあっという間に勤務時間が終わっていました。
ふと思ったのは、“コンビニって今の日本の問題とか特徴とかが顕著に見られる場所かな”って。
従業員はもちろん外国人のお客様が多いこと多いこと。
それに、イライラしたサラリーマンに、言葉の悪い高齢者。
その中でとっても印象に残ったのは、泣き叫ぶ小さなお子さんとイライラしているお母さんです。
何か、欲しいものがあったのか、グズグズと言い出した男の子に怒鳴り散らし、ますますその男の子は泣いて、コンビニ中とんでもない鳴き声が響き渡りました。
そのお母さんは、ばつが悪そうにそそくさとコンビニを後にしました。
私は、子供を育てた経験がないので、そういう鳴き声って苦手なのですが、ネットで検索すると、ある保育士の方が、“魔の2歳児、悪魔の3歳児”という表現をしていました。
笑っていると可愛いけれど、わがままを発揮すると3歳ぐらいの子は悪魔に思えるそうです。
まさしくそんな感じでした。
でも、日本ではよく子供が泣き叫び、お母さんがイライラしている姿をよく目にしますが、私の大好きなアメリカではそんな光景をあまり見たことがありません。
どうしてでしょうか?
今回はアメリカの子育てをヒントに、3歳児のわがままにお母さんがイライラしない為の対処法をご紹介したいと思います。
スポンサーリンク
アメリカと日本の子育ての大きな違いは?
アメリカと日本では、子供が生まれた時点で子供への接し方が大きく違うようです。
子供が生まれると、日本では、泣いたらすぐに対応できるように夫婦の寝室で川の字なって寝たり、ベビーベットを寝室に入れるそうです。
でも、アメリカをはじめ欧米諸国では、生まれた時から子供は子供部屋で寝かせるそうです。
モニターなどを付けて監視しながら、夫婦は別室で眠るそうです。
もう、ここから子育て方法が違ってますよね。
アメリカでは、生まれた時から自立を促しながら子育てをし、日本は協調性を育む子育てをするそうです。
それでは、アメリカでは、子供がわがままを言ってなく叫ぶ時、どのような対応をするのでしょうか?
1.放置する
アメリカでは、子供が泣き叫んだりすると暫くそのままにしておくそうです。
家にいる場合は、部屋などに一人にしたり、出先だとアメリカは車社会なので、車の中で泣かせるそうです。
暫くすると泣くことを止め、落ち着いたところでお母さんは子供に話しかけるそうです。
日本では、泣き叫ぶ子供を放置しておくと、ご近所さんへ迷惑になる可能性もあるし、虐待とみなされる場合もでてきます。
そして、移動手段も車ではなく電車やバスなどがメインの場合もあるので、難しいかもしれませんね。
ただ、お互いに冷静になる時間は必要かと思われます。
そして、優しい口調で話しかける事で、子供は話を聞いてくれるそうです。
お母さんがカッとした状態で何を言っても無駄だそうです。
2.普段からよく褒めてあげる
普段から、しつけとして厳しくするばかりではなく、出来たら褒めてあげるという事を取り入れてみましょう。
私は、先にも言いましたが子育ての経験がありません。
ですが、一つ言えるのは、褒めてあげる事はとても大切だという事です。
というのも、私はゴールデンレトリバーを2匹飼っていました。
始めの子は、日本式で出来なければ注意する方法で、厳しく育てました。
次の子は、アメリカ方式で、失敗したらその事には触れず、成功した時にはめちゃくちゃ褒めてあげました。
育て方の違いで、2匹のわんちゃんの性格はとっても違ったと思います。
始めの子は、私の顔色を伺う感じで、次の子はとってもおおらかな子になったと思います。
だから、次のわんちゃんも絶対アメリカ式で育てます。
3.本人に選択させ、任せる
日本人は、朝起きて食べる物から、その日着る服や、遊び道具もほとんど親が決めるそうです。
でも、アメリカではどんな変な格好になろうが、その子にその日着ていく服を選ばし、遊ぶおもちゃもその子が決めるそうです。
そうやって自立させていくそうです。
そして、小さい時からお手伝いをさせるそうです。
自分の事は自分でやりなさいと、教え込むのだそうです。
日本のお母さんは、子供の為に一生懸命になりすぎて、疲れてイライラしてしまうのかもしれませんね。
ちょっとしたことから、少し本人に任せてみるのもいいかもしれません。
まとめ
アメリカと日本の子育てには、大きく違いがあるようです。
どちらの子育てが良いかは分かりません。
それぞれデメリット、メリットがあるでしょう。
ただ、日本のお母さんは、すべてに一生懸命で少し子育てに疲れてきているような気がします。
アメリカのお母さんも決して手を抜いて子育てをしているわけではありません。
愛情をもって子供を見守り、必要ならサポートするという距離感が、いい感じの息抜きにもなっているのではないでしょうか。
一番良くないのは、子供のわがままにイライラしてその怒りを子供に向けてしまったり、疲れ切ってしまう事だと思います。
スポンサーリンク