同じ日本で、田舎と都会の子育ての違いはあると思いますか?
私は田舎育ちの都会住みです♪
そんな私は今、小学生二人の子育て中ですが「田舎と都会の子育ては違う?」と聞かれると「全く違うよ!」と即答するでしょう!
では、田舎と都会ではどう違うのか…紹介していきたいと思います。
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同じ日本でも田舎と都会じゃ子育てが違う!遊ばせ方の違いは?
子供が遊ぶというのはとても大切なことです。遊ぶことが一番の教育、子育てと言っても過言ではありません。
そんな子供の遊ばせ方ですが、田舎と都会では随分違ってきます。
田舎では、外で走り回って遊べるという利点があります。
子供が一人で外に遊びに行っても都会より危険は少なく、公園を探さなくても走り回れる場所がたくさんあります。
都会だと家を出てすぐ走り回るというのは、交通の危険もありなかなか難しいでしょう。
田舎の子供たちは外で楽しく遊ぶのがとても上手です。
逆に、都会の子供たちは外で遊べない分、家の中で遊ぶのが上手です。
同じ日本でも田舎と都会じゃ子育てが違う!経験力に違いが?
田舎には田舎らしい経験力がつきますし、都会には都会らしい経験力がつきます。
どちらが良いとは一概に言えませんが、子供は経験が多いほど力がつくので、いろいろな経験をさせてあげたいですよね!
田舎で育った子供は、畑や田んぼに触れ合う機会があるので小さい頃から農業力がついたり、自分で野菜を作ることによって野菜嫌いな子供が少なかったりします。
動物や虫などと触れ合い、生き物に接する機会が多かったり、川に入ったりバーベキューをしたりと、自然豊かな経験が豊富になります。
一方、都会で育った子供は、田舎の子供に比べて電車に乗る機会が多かったり、自分ひとりで電車やバスに乗れるようになる子も多いです。
また、複雑な道を覚える能力がついたり、たくさんの人を見ても怖気づいたりしないので街での生活力は高くなるでしょう。
同じ日本でも田舎と都会じゃ子育てが違う!習い事も違う?
田舎でも都会でも、子どもの習い事の種類はさほど違いはありません。
人気のスイミングやピアノ、書道、そろばん、英会話…など、田舎でもできるところが多いですし、オンライン教室も増えています。
もちろん、都会の方がプログラミングなど珍しい習い事があったり、指導者がたくさんいるので選択肢が多いというのは事実です。
ただ、一番違うのは、塾に通い始める年齢が、都会の子供の方が早いということではないでしょうか。
田舎の子供を小さい頃から進学塾に入れるという親はとても少ないです。
都会では、中学校を受験するなんて普通にあることするかもしれませんが、田舎では中学校を受験するというのは珍しい部類に入ります、
受験できる学校も限られているので受験対策をする必要性が低く、塾に入る年齢も田舎では高くなるのかもしれません。
また、都会ではお金を出して習う習い事が、田舎では無料ということもあります。
例えば、私の育った田舎では、男の子は小学生になると全員が村の野球チームに所属し、女の子はバレーボールチームに強制参加します。
私の田舎では「小学生になったからやっと所属できる!」という子供ばかりで、嫌がる子は見たことがありませんでした。
地区対抗の大会などもありましたが、最近は子どもの数が減ってきているので、合併チームを作る地区が増えているようです。
同じ習い事でも、都会の方が子供の所属人数が多かったり、指導者のレベルも高いことが多く、試合のレベルも高かったり、田舎では簡単に優勝できても都大会に出ると全然勝てないということもあるようです。
同じ日本でも田舎と都会じゃ子育てが違う!教育面の違いは?
都会のほうが、お受験の関係で塾に入る年齢が低い、と書きましたが、選べる教育に差があります。
田舎の場合、公共交通機関も制限がありますし、学校数も少ないので、どうしても家から通える学校…というと限られてしまいます。
私の田舎では、自宅から通える大学がないので(無理すればありますが)、大学に行こうと思ったら家を出なくてはいけません。
なので、学費以外に生活費も自宅から通う学生に比べてかかってしまいます。
また、高校などの数も少ないので、特にできる子の場合や親が熱心な場合は、中学・高校から全寮制の学校に行かせたり、母親が都会についていって単身赴任生活を送ることもあります。
知り合いの会社では、都会から転勤してきた家族が、子どもが中学・高校に入るタイミングで、奥さんだけ子供を連れて都会へ戻って単身赴任…ということがよくあるようです。どうしても都会のほうが進学などに有利ですよね。
同じ日本でも田舎と都会じゃ子育てが違う!一番違うのは親の心の余裕?
子育てをするにあたって、親の心の余裕は子供にとても影響します。
私は田舎で育ち、今は都会に暮らしていますが、やはり田舎にいる時の方が心に余裕を持った生活を送ることができますね。
田舎の家族の場合、パパが働いてママが家にいるという家庭が多いです。
最近は、母親も働いている家庭が多いですが、同居家庭も多いので、おじいちゃんおばあちゃんが構ってくれたり、ご近所さんが相手をしてくれたり…。
都会の家族の場合、ほとんどが核家族で共働きが多いのではないでしょうか?
母親が外に出て働くとなると、家事や子育て、仕事とかなり疲労困憊の毎日を過ごしていることでしょう。
実際、都会では当たり前の小学校の学童保育も、田舎では通う子供は一握りだったりもします。
子供をゆっくりのびのび育てたいという人には、私は田舎生活をオススメします♪
まとめ
2.田舎育ちも都会育ちもそれぞれに良い経験ができる
3.都会の子供は田舎の子供に比べて塾に通い始めるのが早い
4.都会のほうが、教育費や進学・通学の面で有利
5.都会より田舎で子育てをする方が親は心の余裕をもてる
田舎での子育ても、都会での子育ても、それぞれに良い点はたくさんあると思います。
やはり都会に暮らさなければ進めない道というのもありますし、田舎に暮らしてこそ育つ心のゆとりもあります。
私は、田舎のゆったりとした子育てをしたい部分と、都会の便利さに慣れてしまっている部分が混合していて、どちらが良いと結論を出すのは難しいですね!
本当にそれぞれに良い点があるので、叶うのならば、都会で子育てをしながら、夏休みなど長期のお休みは田舎でゆっくり過ごすというのも手ではないでしょうか?
わが家の子供たちは、生まれてからずっと都会暮らしですが、田舎に連れて帰ると必ず「ここに住みたい!」と言います。
子供はやはり広い土地で走り回って遊べるのが一番楽しいのかもしれませんね。
私は「でもここに住むとすぐにディズニーランドには行けないよ~!」なんて返していますが…♪
田舎にも都会にも良さがあるのでどちらも捨てがたいですね!
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