田舎に引っ越して後悔した私が楽しく暮らすために実践したこと

私は都会暮らしをしていたのですが、今回初めて、夫の転勤で
「超がつく程のド田舎」に引っ越しをしました。
大げさのように感じるかもしれませんが…。

都会で暮らしていた私としては、ホームシックになるほどでした。

まず、超がつく程のド田舎には、何をするのにも遠いのです。

コンビニも遠い、コインランドリーも遠い…。　薬局もスーパーも遠い。
とにかく車がなければ、暮らせないのです。
だから、ガソリン代がめちゃくちゃかかる!!

そして何よりも、田舎は行事やら、しきたりが多すぎて、断りたくても断れないような雰囲気で、正直「ひきこもり」になりそうでした。
それでも、「せっかくここに住むことになったのだから、いい方法はないか!?」と、精神的に参ってしまった私が、楽しく住むために実践したことをご紹介いたします!!

超ド田舎で暮らすためには歴史を知ることから始めよう!

田舎に引っ越して来て、初めの頃、「自治会の行事だ、やれ運動会だ、ほら祭りだ!!」と
沢山の行事に、強制参加で目まぐるしく毎日が過ぎていく日々でした。
そして、必ず言われる言葉が「よそ者はだまって従え」でした。

正直「うんざり!!」と思ってしまいました。
転勤についてきた私の心模様は「後悔の嵐」
気づけば毎日、家の中がピリピリしている空気が漂っているわけです。

原因は「私のイライラ」

「これじゃいかん!!」と感じた私は、まずは、地域の歴史を調べる事にしました。

そこには、何百年もの歴史がズラ～リ。
「へぇ、あそこの山には、龍を祭っているのか～」と心なかで、感じながらもとりあえず、役に立つか分からないけど、地域を知るために、調べ上げました。
すると、周りの人たちが何を話しているのか、何となく理解できるようになりました。

そこで、調べ上げたことを、チラッと聞いてみたら、地域の人とのコミュニケーションが、スムーズにとれるようになりました。
「よそ者がよく勉強したな」とお褒めの言葉をかけられ「やった～！」と思わず心の中でガッツポーズしている私でした。

たぶん、調べるって面倒なのですが、調べると見えていなかったものが見えてくるような感覚で、とても新鮮でしたし、実践してみる価値はあるかと思いますよ!!

食材は宅配業者に任せると時間の節約にもなる!!

何よりも食材調達が本当に、困りました。
スーパーに行くにしても交通手段がないので、引っ越してきた当時は車で1時間かけてスーパーまで行っていたのですが、それだけでも疲れてしまう。
「時間がもったいない。」というのが正直な声でした。
買い物するために往復２時間かけていたらとてもじゃないけど、帰宅してから料理をつくる気になれなかったです。

洗濯ものを取り込んだり、掃除機をかけたりと、バタバタ動いていると「へろへろ」になっていました。
ここでも、私は田舎に引っ越してきたことを後悔していました。

でも、そんな事を思っても仕方がないと諦め「時間の節約にならないかなぁ?」と考えていたら、あの嫌味を言っていた近所の方たちが
「今さらで悪いけどさ、宅配使ったらどう??」と教えてくれました!!

「宅配…!!!!その手があったか～!!!」と近所の皆様の前で、大きな声を出した私でした。
流石の、近所の方々も笑っておられましたので、よほど大きな声だったのだろうと思います。

いざ宅配を利用したら、便利すぎる!!
何が素晴らしいって今日のメニューが決まっているではないですか!!!

世の主婦業の方々はたいてい、「今日のご飯どうしようかな?」と悩むものなのに、あちらが、健康を考えて食材を持ってきてくれている!!!
しかもメニュー付き!!
こんな至れり尽くせりで「楽」なことはない!!と感じた私です。
田舎ですから、無人の野菜も売っていますので、そこで野菜を足しても十分。

でも、お値段高いじゃない?と思う方もいるかもしれませんよね？
移動時間とガソリン代を考えれば、私は安い!!!と思います。

例えば、田舎に住んでいて共働きで、お子さんがいる家庭では、夜ごはんのメニューを考えて作るの、大変じゃないですか?
そういう家庭には「夜だけ宅配をお願いする」スタイルもオススメです!!

田舎に引っ越して後悔だらけの毎日でしたが、ちょっと見方を変えたり
面倒くさいご近所づきあいも、そこは、田舎暮らしの先輩ですから、役に立つ生活の知恵袋の塊だと思い、今はご近所の方ともいい距離で生活しております。