田舎のいじめは過酷!都会に比べていじめを過酷と感じるわけは?

学校でも職場でも近所づきあいでも、どんな場所でも軽いいじめってありますよね。

いじめ!とまで行かなくても、話しかけてもあまり会話に乗ってくれなかったり、必要以上に関わってくれなかったり、自分だけ誘ってもらえなかったり…。
それは都会でも田舎でも同じこと。

でも、田舎のいじめは過酷、という認識があるのは事実。
どうしてそういう認識になってしまったのでしょうか?
今回はどうして田舎のいじめが過酷だと思われてしまうのか、について書いていきます。

田舎の学校でのいじめは過酷!

田舎の学校いじめが過酷だと言われているのはなぜでしょう?

・人数が少ないためクラス替えがない
・小学校から中学校まで同じ人しかいない

・・・からだと言われています。
私も田舎に住んでいたので、この2つの現象に納得がいきます。

都会にいる人には少しわかりづらいと思いますが、1学年20人程度(友達のお子さんの学校は3人って言ってました…汗)しかいない学校もあるんですよ。
そういう学校になると1クラスでクラス替えと言うのはありません。
また、小学校と中学校でクラスメイトがずーっと同じということもあります。

幸いにも私の通っていた中学校は、3つの小学校の生徒が集まってくる場所だったので、中学卒業まで一緒のクラスメイトという現象はおきませんでした。
しかし、小学校の時は1年生から6年生まで1クラスだったので、ずっと同じクラスメイトでした。
このメンバーしかいないから、みんなと仲良くしなくちゃ!という意識はあっても、20人もいると1人くらいはのけ者にされることがあります。

そこからいじめが発展し、そののけ者にされた子はというと、小学生4年生くらいから不登校になり中学校は離れた私立の学校に進学していきました。
クラス替えがあるとクラスメイトも変わり、その子も来れたんじゃないかな、と思います。
田舎のいじめは過酷と言うのは内容と言うより、エンドレスに続いてしまうというところが過酷だなと感じます。

田舎のいじめは大人でも過酷!


結婚して引っ越した先がたまたま田舎だった、という時、新入り者だと田舎の人との付き合いは難しくなります。
田舎の人は新しい人を怖がって距離を取ってしまう傾向があるからです。

更に、自治会の参加率が低かったり、参加してもあまり積極性に欠けていたりすると、あることないこと、噂話をされてしまうことも…。
その噂のせいで人から話しかけられることがなくなって、気がついたら近所中の人から話しかけてもらえなくなったり…。

大人になってからいじめなんかあるの?と思うかもしれませんがあるんですよね。
現に、職場でパワハラが問題になってますよね。
パワハラも大人のいじめみたいなものです。

このように、大人の世界にもいじめは存在します。
そして、田舎の大人のいじめの原因になりかねないのが自治会の参加問題。

田舎での自治会の参加は絶対です。
自治体のお祭りや行事に参加しないということはこの場所を大切にしてくれない人。とみなされます。
「これだからよそ者は」と言う扱いを受けるのです。

ですので、孤立しないためにも、いじめられないためにも、田舎に引っ越した場合はしっかりと自治体のお仕事をしたり、行事に参加しましょう。
共働きの現代ですが、田舎では親と同居している人が多かったり、共働きの人少ないので理解が得られない可能性も多いです。
住みやすい環境にしたいなら、自らも関わる努力が必要です。

また、別に仲良くならなくても、何かあった時助けてくれる近所の人は必要ですよね。
そんな時は、何処か遠出した時にお土産を渡し、コミュニケーションを始めるとそこまで無視されることは有りませんよ。

災害などの時に、頼れるのはご近所さんだったりします。
遠くの親戚よりも近くの他人です。

媚びすぎる必要はありませんが、最低限の仲良くする努力は必要かな、と思います。

田舎のいじめに耐えられない時はどうする?思い切って引っ越すのもアリ!

子どもが「学校に行くのが嫌だ」と言い出し、その理由が学校のいじめだった…と言うことであれば、まずは学校の先生に相談しますよね。
しかし、田舎のいじめとなると、先生も田舎に長く居座っている地元の親御さんの圧力に負けてしまい、あまり対応してくれない可能性が高いです。

そうなってしまったら、子どもはずーっと学校でいじめに耐えなくてはいけません。
耐えられなくて不登校になってしまってはその後引っ越しても
「新しい学校でいじめられるかも・・・・」
と子供は思い、引っ越した先の学校も不登校になってしまう可能性が高いです。

また、ご近所づきあいが上手くいかない、自治会と仕事の両立が難しすぎる…という悩みであってもストレスが溜まり、何事もうまくいかなくなってしまいます。

合わない!と気づいてしまったら、うまくいかなくなる前に、家族で引っ越すという決断もありだと思います。

むしろ、大切。

少し離れるだけで学校は変わりますし、自治会の内容も変わってきます。
ですので、あまりにもストレスが溜まりそう、溜まってしまったら酷くなる前に引っ越してしまうということも検討していいと思います。

まとめ

今回は田舎のいじめは過酷なのか、について書きました。
学生であれば田舎だとクラス替えがなく、いじめられると長くても6年間は耐え続けなくてはいけません。
そうなればとても辛い思いをするのは子どもさんです。

また、ご近所づきあいや自治会の参加と仕事の両立ができず自治会がおざなりになると、大人であっても無視などのいじめがおきる可能性が高いです。
子どもが学校でいじめられる、ご近所づきあいも上手くいかない。
そうなれば引っ越してしまうのが一番いいと思います。

ストレスで不登校になったり、何もできなくなる前に救済処置として引っ越しを選ぶのは大切なことだと思います。
精神が病んでからでは何事も上手くいきませんからね。

でも、いじめが絶対に起こるわけではもちろんありません。

自治会の行事も、積極的に参加してみると楽しいこともたくさんあります。
最初に「めんどくさいからやだ」とネガティブに捉えてしまうことで、どんどん参加したくなくなってきますので、前向きに楽しくとらえてみることで変わってくるかもしれません。

みなさんが、素敵な田舎ライフを送れることを祈っています。