子供が買い物中に泣いて困る!ぐずった時の対処法と親の心構え!

買い物中に子供がぐずったり、泣き叫んで困ってしまった経験はありませんか?
大声で泣き続けられるとイライラしますし、周囲の迷惑も気になって、ママの方が泣きたい気持ちになってしまうかもしれません。

そんな時は、どうしたら乗り切ることができるでしょう?
イヤイヤ期真っ最中の我が子と格闘しながら私がたどり着いた、子供が買い物中に泣いたときの対処法と心構えをご紹介します!

まずは気持ちを落ち着かせる

子供がぐずったら、まずはその場を離れましょう!
暴れていたって、脇に抱えて連れ出してしまえば一瞬の事です。
周りに迷惑のかからないところに移動してから、ゆっくりと子供を落ち着かせましょう。

買い物中に子供が泣く理由は様々で、お菓子が欲しい、商品を触ろうとして怒られた、入ってはいけないところへ入ろうとして止められた…などです。
さらに飽きた、眠いから、という時もあるでしょう。

「〇〇が欲しいの?」
「ダメって言われて悲しかったのかな?」
「お外で遊びたいの?」

など気持ちを代弁する形で子どもの欲求を聞いてみます。
子どもの気持ちに添った質問ができるとそれで満足するのか、すっと落ち着く時があるんですよ。
とにかく、まずは泣き止ませることが第一です。

落ち着いたら、共感してからダメな理由を伝える

子供の脳は未熟なので、欲望を伝えるのにぐずるという方法しか思い浮かばないんですよね。
でも、その時に親が諦めて要求を聞いてしまうと、毎回その手を使うようになってしまいます。

大事なのは絶対に妥協しないことです!!
まずは気持ちに共感してから買えない理由を伝えていきましょう。

「○○が欲しかったんだね。だけど、これを買ったらお菓子が買えなくなっちゃうよ?」
「美味しそうだね、よく見つけたね。でも今日は買えないから、この次にしようね。」
「まだお金を払っていないから、触ったらダメなんだよ。」
「楽しそうだと思ったんだね。でも、危ないから入ったらダメだよ。」
などなど…。

時には「家にあるから、買わなくても大丈夫だよ」と解決策を提供するのも効果があります。
もちろん、なんでも最初から上手くいくとは限りません。

私自身も、泣き叫ぶわが子を車に乗せて、結局何も買えない日々に落ち込んだことがありました。
その中で気づいたコツは、子供が少しでも我慢が出来た時には褒めることです。

「ママ嬉しいな!買うのを我慢してくれたからら○○が買えたよ、これで美味しいご飯をたべようね」
「お約束を守ってくれたから、早く帰って△△ができるよ。ありがとう。」
といっぱい褒めてあげましょう。

もう1つのコツは、あまり怖い顔をしないことです。
真顔で叱ってしまうことが多い私ですが、ある時、ただ怖がらせているだけかもしれないと思い、もっと感情を乗せてみることにしました。
ミュージカルをイメージして、しょんぼりしたり、困ったりという気持ちを声や表情に出したところ、普段と違う様子に戸惑ったのか(笑)、娘は大人しく言うことを聞いてくれました。

そこまででなくとも、我慢を教えるときは少し柔らかい表情で伝えるようにしてみるといいですよ。
それを繰り返していくことで、子供も少しづつ気持ちを抑えられるようになっていくんですよね。

事前の対応策

買い物に行く前に、「今日はこれしか買わない」とあらかじめ約束をしておくこともいいですよ。

我が家の2歳の娘はアイス屋さんの前を通るたびに、猛烈に駄々をこねます。
勝手にその店に並び、叱れば泣き崩れてあきらめない、食べてもおかわりを要求してまた並ぶ…これが毎回繰りかえされるのです。

そこである日、買い物に行く車中で
「今日はアイスは食べないよ。今日は○○を買って、△△で遊んだら家に帰るよ」
とずっと、しつこく言い続けました。

娘は無反応で聞いていたので伝わっていないと思っていましたが、その日は店の前をあっさりと素通りしたのです。
ちゃんと言えば伝わるものなんだと、私自身が学んだ経験でした。

また、リストを作って見せるのもおススメです。
今日買うものを事前に伝えて、それ以外の物は買わないというルールをはっきりと目に見える形で伝えるんです。

そして店内では子供の好きな商品は買い物かごにいれるなど、お店や周りの人の迷惑にならない範囲で手伝ってもらうと、子供も退屈しませんし達成感が味わえて楽しんでくれます。

どうしてもダメなら

それでも、どうしても言う事を聞いてもらえない時ってありますよね。
そんな時期には、平日に大きなスーパーには行かない方が無難です。

買い物は週末にまとめて、1つ2つ足りないものはコンビニや近所の小さい店で済ませてしまうのです。
少し割高になりますが、宅配を利用するのもいいですよね。
ママの労力を少しでも減らして買い物をしていきましょう。

それが難しければベビーカーなどに乗せて、いくら泣いても下ろさないという力技もあります。
声は響いてしまいますが、極力人の少ない時間帯に行き、買い物は最短距離で必要なものだけという配慮をしながら、買い物をササっと済ませるのです。
少しお行儀が悪いですが、お菓子や飲み物を手に持たせてカートに乗せ、周りへの迷惑を最小限におさえながら済ませてしまうのもいいかもしれません。

ともあれ、買い物中に子供が泣き叫ぶ時期は限られています!
何とか工夫して乗り切っていきましょう。

まとめ

色々書いてきましたが、まとめると

  • まずは気持ちを落ち着かせる
  • 共感してからダメな理由を伝える
  • 事前に約束をする
  • どうしてもダメな時期は買い物の仕方自体を工夫する
とにかく一番大事なのは、買い物中に子供が泣いても妥協しない事です。
時には親子で我慢くらべの様になってしまうこともありますが、泣くという方法が有効ではない事を子供に伝えていきたいですね。