子どもが入院で親の付き添いが必要!親も子供もどうやって暇つぶしする?

私は現在息子3人の子育てに奮闘中で、毎日バタバタしています。
そんな私ですが以前は小児科で看護師をしていました。

看護師時代は、ほんの一部しか子どもと関わらず、こんなに子育てが大変だと思いませんでした。

長男は8ヶ月の時3週間入院していました。
夜間は原則付き添い禁止であったのでお昼間のみ付き添いをしていました。
私が入院中していた暇つぶし、子どもたちがしていた暇つぶしをそれぞれ紹介します。

付き添い者の暇つぶしは?

長男は3週間入院していたので、その間長男と一緒にできる暇つぶしと一人でできる暇つぶしが必要でした。

長男は感染症で入院していたわけではありません。
手術のため入院していたので、点滴がなくなり病状が落ち着くと安静度は病棟内で自由でした。
入院中の付き添いをしていると1日がすごく長く感じます。

子どもが起きているときは一緒にできることをしていました。
手術後色々なチューブや機械がついていました。
そのときは子どもに声をかけたり絵本の読み聞かせや手遊び歌を歌ったりしてベッドでできる遊びをしていました。

そうすることでお互い暇つぶしになっていました。
夫の母や実家の母も交互に病院に来ていたのでお話ししたりもしていました。
ずっと遊んでいると子どものお昼寝タイムもあります。

その間はとっても暇になるので子どもの寝顔を携帯で撮ったり、同室のお母さんたちや同じ病気で入院している子のお母さんたちとよくおしゃべりをしていました。
お昼寝の間にお買い物行ったりもしていました。
なんせ3時のおやつの時にお腹が空いてくるので…大人のおやつタイムです。

病棟の外に出るだけでも暇つぶしにもなるし、気分転換にもなります。
私は用事もないのに病院のコンビニによく行っていました。

看護師をしていた時は何回もコンビニに行くお母さんたちの気持ちなんかわかりませんでした。
「なんでそんなに子どものそばを離れるの?」と疑問に思っていました。
実際に子どもが入院し付き添う側になって初めてコンビニに行くお母さんたちの気持ちがわかりました。

やっと子どもも安定し元気になって不安な気持ちから解放されると一気に暇になってきます。
そうすると暇つぶしと気晴らしを求めたくなります。
携帯をいじってみたり、頃合いを見てコンビニに行って気分転換したくなります。

状態が落ち着いて元気な子を1日狭い空間で相手をしていると、時間がゆっくり過ぎると同時にお互い狭い空間にあきあきしてしまいます。
家ならまだいろいろな選択肢がありますが、病院だと限られています
そうすると付き添い者もストレスがたまります。

少しでストレスをためないためにも暇つぶしによる気分転換は大切です。
暇つぶしをしないとほんと1日が長いです。
自分に合った暇つぶしをぜひ家から持参してください。

普段家事に追われてしまっていると思うので、家事がない付き添い生活をうまく利用して自分が何をしたいか考えてみてくださいね。
入院生活中だからこそできることがあると思いますよ。

子どもが入院生活を安静に過ごすための子どもの暇つぶしは?

子どもの暇つぶしは年齢や月齢によって違ってくると思います。私の息子は8か月の時に入院していました。
息子にとっての暇つぶしはベビーカーで病棟内を散歩すること、好きなテレビ『いないいないばあっ!』を見ること、ベッド上でできるボール遊びや音楽遊びでした。

特にお散歩は好きでベビーカーに乗ったまま眠ってしまうことも多々ありました。
ある程度小さいお子さん0歳〜3歳頃だと家から好きなおもちゃを持ってきて遊んだり、感染症がなく病状が落ち着いているとプレイルームで遊んでいました。

夕方になると絵本やDVDを見て暇つぶしをしたり、看護師や病棟保育士が遊ぶこともあります。
小学生ともなると塗り絵やゲーム、学校の宿題をして暇つぶししていることが多かったです。

今はみんな携帯を持っているので携帯をイジイジして暇つぶししているかもですね。
看護師の卵である学生が勉強のために子どもたちについてくれることもあり、一緒にベッド上で風船遊びやトランプもしていました。
年齢が上がるにつれて付き添い者がいなかったり、付き添いする時間が短いことがあるので、子どもが寂しくないように子どもの興味がある暇つぶしを探し持参することは必要です。

入院してすぐは暇つぶしはいりません。痛かったりきつかったりします。

しかし、少しでも良くなると子どもはすぐ体を動かしたがるので、いかに退屈させず暴れさせない安静がある程度保たせるためにもどのような暇つぶしを与えるか考えなくてはいけません。
子どもがどんなことがしたいか一緒に考えてみてください。

小学生だと院内学級もあります。
携帯やゲームなどの暇つぶしをお休みできるいい環境にもなりますよ。
それだけでなく院内学級でほかのお友だちと触れ合うことも素敵なことです。

院内学級に通学できない場合はベッドサイド学習をしてくれるかもしれません。
勉強といった暇つぶしもあります。
看護師にも相談してみてください。
何かいい暇つぶしを提案してくれると思います。

まとめ

  • 子どもが起きているときは一緒にできる暇つぶしが必要
  • 子どもの状態が落ち着くと1日が長く感じるので暇つぶしを兼ねて病棟の外に出で息抜きすることも大切
  • 家でなかなかできない雑用を持参する
  • 年齢によってある程度安静が保てる暇つぶしが必要
  • 子どもが好きなおもちゃやDVD、学校の宿題なども暇つぶしになる

子どもは少し良くなると体を動かしたがります。
付き添い者も子どもの状態落ち着いたら一気に暇になると思います。
お互いが暇つぶしできてストレスをためないことが大切です。

入院生活は長く感じるかもしれません。
暇つぶしとういう名の息抜きをしつつ頑張ってください。こどもが