幼稚園や保育園のママ友の悪口への対処&疲れないママ友との付き合い方!

子供の入園と同時にスタートをするのは、ママ友とのお付き合いです。
幼稚園のイベントではママ友がいた方が楽しい、普段からの情報交流も大事、子ども同士も遊べる…などなど、ママ友はとてもありがたい反面、こじれてしまうとちょっとやっかいでもあります。
実際、私も幼稚園の入園から間もなくして、ママ友と意見が合わない事がありました。
この先、もしも仲よくしていたママ友に悪口を言われてしまったら…?
自分が疲れないママ友との付き合い方って一体何なのだろうか…?
ママ友とのお付き合いで、気を付けたいポイントをご紹介していきます!

私の体験談

私は、ママ友とのやりとりで気まずい思いをしたことがあります。

入園から4か月ほどたった頃、同じクラスのママさん(Sさん)から担任のA先生をどう思うか聞かれました。
Sさんは明らかに不満があるようで
「A先生って、若いのにちょっと乱暴っていうか、大雑把じゃないですか?」
との意見でしたが、実は私はA先生が好きだったので、返事に困ってしまいました。

A先生は確かにテキパキしています。
でも子供に対する相談をすると、幼稚園での様子を細かくメモ書きで報告してくれたりと、丁寧に対応してくれる先生でした。
しかし、Sさんの周囲での評価は違うようで
「私は気にならないんだけど、気になる人は気になるみたい。ガサツっていうか…。」

そして、1か月前に結婚したA先生に対して
「子供が出来れば産休でね、他の先生に変わるかも知れないって期待してるの」と言ったのです。
子供が授かって、先生が交替になればいいという考えに、私はついていけませんでした。
そこまで思うSさんにははっきりとした理由があったんでしょうが、「そうなんですか」と話を受け流すことができずに、話がかみ合わないままその場は終わりました。

次に親子遠足の時にSさんに会った時に会釈をすると無視されてしまいました。
気が付かなかったのかもしれないし、あまり深くは考えていませんが、入園してたった4ヶ月、同じクラスのママでもこんなに意見が違うことに驚き、ママ同士の会話の難しさを肌身で感じた出来事でした。

ママ友って何?

そもそも、「ママ友」って一体何なのでしょう。
友達と言うと、一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人、対等に交わっている人という関係を指すことが多いですよね。
けれど、ママ友のスタートはあくまで「子供の年齢が同じ」なだけです。

「友」がついているので仲よくするイメージがありますが、年齢も環境も、価値観も違う相手といきなり打ち解けて仲良くなるのは無理がありますよね。
ドライなようですが、ママ友とは適度な距離感を保つ事が一番大切です。
気の置けない仲間との会話とは違い、ママ友が相手の時には相手がどう思うかをよーく気を付けて話すことが重要となってくるのです!

悪口を言われてしまった時の対処法

相手にしない

悪口を言っているママと、言われているママがいたとします。
「約束を破る」「借りたものを返さない」など、身に覚えがあろうと無かろうと、陰で言われるのって本当に嫌ですよね。
では、言われているママは「言い返すか」「じっと忍耐するか」

これは「じっと忍耐」が正解だと思います。

悪口を言っている人は信用を失っていきます。
周りもそれを見て、どっちが正論かわかるようになります。
こちらに非がある場合にはきちんと謝ることが大切ですが、そのあとは相手にしないことです。
多少の悪口はガマン、そして人の悪口には絶対に乗らない!
悪口は自分の身を滅ぼします。
例え一時言われていても、時が解決してくれますよ。

完全に無視はしない

悪口を言う相手でも、会った時には最低限の挨拶はしましょう。
幼稚園のイベントで会う機会もありますし、子供同士の付き合いもあります。
それに目が合っているのに無視、完全に関係を断ち切るという方法は、さらに新しい攻撃を生むかもしれません。

時にははっきり言う

無視をする、気にしないと決めていてもやっぱり悪口を言われるのは辛いです。
それに、子どの耳に入って友達関係が気まずくなるかもしれません。
どうしても嫌な時には、一度はっきりと言うのもアリです。

この場合、何を言うかよりも「どのように伝えるか」がとても重要です。
「気が付かないうちに不快にさせてしまっていたらごめんなさい。でも、悪口を言われるのはとてもしんどいのでもうやめてもらいたい。子供が知ったらお互いの子供のためにも良くないので、もうやめにしませんか。」
など、怒りの感情を含まずに伝えてみましょう。

人の悪口を言う人は、精神的に子供です。
変に感情を逆なでしないように、時と場合に応じて、大丈夫そうならば言ってみてもいいかもしれません。

疲れないママ友関係を築くには

疲れないママ友関係を築くには、ママ友との適度な距離感が大切です。
最後に、そのためにできる具体的な対策を3つご紹介します。

SNSのアカウントは絶対に教えない

インスタグラムやブログはプライベートな情報を発信する場でもあります。
よほどフォロワー数が多くて自然に知られてしまうならともかく、旅行に行った、新しいバッグを買ったなど…余計な詮索されてしまうと面倒なことになるかもしれません。
教えるのは連絡に必要なLINEにとどめておいたほうが無難です。

距離を縮めるのには時間をかける

ママ友はもともと、共通点は「子供だけ」。
いきなり深い話をしようとはせずに、あいさつだけはしっかりして、焦らず様子を見ていきましょう。
気が合いそうだな、信頼できそうだなと思ったママ友と少しずつお互いの素性を明かして、時間をかけて仲良くなっていけたらいいのではないかと思います。

悪口やいじめに加担しない

自分が不快になる悪口や噂話などが出てきたら、自然にふらっとその場を離れるのがおススメです。
子供を追いかけているフリをしちゃうのもいいでしょう。
悪口やいじめをしている輪の中にいると、どこでどのように尾ひれがついて広まるかわかりませんので、加担しないでおきましょうね。

まとめ


私なりのママ友との付き合い方を書いてきましたが、まとめると…

  1. 私の体験談!ママ友は価値観が違うと心得よう。
  2. ママ友の共通項は「子供の年齢」だけ。いきなり深い話をするのは難しいと認識しよう。
  3.      

  4. 悪口を言われてしまったら「無視」か「はっきり伝える」。時と場合に応じて対応していこう。
  5. 具体的な対応で、ママ友との適度な距離感をたもっていこう。

ある保育士さんは、
「参観日にわが子のロッカーを見て、グチャグチャの子のママは片づけが出来ていない事を悩み、とてもきれいに整頓されている子のママは、子供らしくのびのび育てられていないかもしれない、と悩んでいます」
と言っていました。
子育て中の悩みは人それぞれで、悩んでいない人はいない、ということです。

ママ友とは、例え価値観が違っても、子育てに奮闘しているという立場は同じです。
マイナスばかりではなく、仲良くできれば子育てのリアルな日常を共有し合える、心強い存在でもありますよね。
楽しく付き合える距離感を保って、自分らしい子育てを楽しんでいきましょうね。