秋になり木々が色づき始めると、BBQにも良い季節になって、犬の散歩に出かけると、ご近所さんからBBQのいい匂いがして来たり…。
我が家も七輪を買って、時々プチBBQを楽しんでいます。
ところで、お肉と言えば皆さんは洗いますか?
それとも、洗わずそのまま調理しますか?
私の場合は、お魚はケースバイケースで洗ったり洗わなかったりと色々ですが、お肉は洗ったことがありません。
洗おうとも思ったことがありません。
でも、お野菜もお魚も洗うのに、お肉は洗わないのか?と疑問に思って調べてみました。
新たな発見をしたので、ご紹介しますね。
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買ってきたお肉は洗うべき?洗わないべき?海外では洗ってる?
日本では、やっぱり洗わない派の方が多いみたいですが、海外では洗う方が一般的みたいです。
国によっても変わると思いますが、発展途上というか衛生面に問題がありそうな国は特に洗う傾向が強いようです。
誰が触ったかわからないとか、お肉の加工する作業の中で衛生面に問題があるとか概ね衛生面的な理由で洗うそうです。
日本は、お肉を加工する技術が優れているので、特に洗わなくても、衛生面の問題はないそうですよ。
そして、お肉を美味しく食べるためにも、洗わない方が正解だそうです。
買ってきたお肉は洗うべき?洗わないべき?お肉を洗わない方が良い理由とは?
1.洗っても菌はいなくならない
発展途上とか衛生面の悪い国では、洗う方が一般的と書きましたが、残念なことに、洗っても菌はいなくならないそうです。
洗うことで、お肉の表面に付いている菌に対しては、効果があるかもしれませんが、菌はお肉の内部にもいるので、洗うだけでは意味がないそうです。
菌を気にするならば、洗うより中までしっかりと加熱するほうが効果的だそうです。
2.お肉を洗った水が不衛生
お肉に付着している菌を気にするよりも、お肉を洗った水が飛び散るほうが不衛生なんです。
お肉は、洗うよりも加熱のほうが効果的と言いましたが、お肉を洗った水はキッチンまわりに飛び散ってしまい、こちらは加熱出来ないので、よけいに不衛生となります。
お肉を買ってきたら、トレイには肉汁が滲み出ていますよね。
あの汁は、ドリップといいます。
表面に付いているドリップは、キッチンペーパーで拭き取るだけで大丈夫。
トレイは、汚れたトレイはそのまま触らずゴミ箱にポイして下さい。
そして、お肉を乗せたまな板ですが、お湯で洗うのは✗なんです。
私は、今まで全く反対の事をしていました。
まな板は水で洗うのが正解なんだそうです。
洗剤をつけて、水でしっかりと洗って、最後にお湯をさっとかけるのが正しい洗い方です。
お肉の汚れはタンパク質なので、まな板を最初にお湯で洗うと固まってしまうそうです。
今回調べてみて、目からうろこでした。
3.旨味成分が流出して、水っぽくなる
普段の生活で、お肉を、大きな塊で買うことは少ないと思います。
だいたいは、カットされたお肉なのではないかと思います。
カットされたお肉の表面からは、旨味成分が流出されやすいそうです。
そして、カットされたお肉の面は、凹凸も出来ているので、洗うここで、旨味成分はもっと流出し、凹凸の部分には水分が付着しやすくなってしまいます。
そのため、お肉は美味しくなくなるそうです。
買ってきたお肉は洗うべき?洗わないべき?お肉によっては洗おう!
基本的に、お肉は洗わなくても良いとわかりました。
でも、お肉の種類によっては洗ったほうが良いものもあります。
例えば、お肉の塊です。ローストビーフのようなお肉の塊を調理する時には、サラッと洗って余分な脂分を取ると良いそうです。
そうすることで、臭みも減少し美味しくなるそうです。
あと、内臓系?タンや肝、心臓、小腸・大腸などは洗ったほうが良いそうです。
買ってきたお肉は洗うべき?洗わないべき?洗うときのコツ
一時期、お野菜などは水よりも50℃洗いをするとお野菜自体がシャキとして美味しくなると、雑誌やテレビなどで取り上げられていたのを覚えていませんか?
あの50℃洗いは、お肉にも有効的です。
50℃のぬるま湯で洗うことで、余分な油が落とされヘルシーになるし、美味しさが増すそうですよ。
薄切り肉やひき肉には、不向きですが、それ以外は大丈夫。
気になる方は、お試し下さい。
まとめ
結論、お肉は洗わないの基本がです。
1.洗っても菌はなくならない
2.旨味成分がなくなり、水っぽくなる
3.洗うことで周りに飛び散り、かえって不衛生
もし、洗うのなら、50℃洗いを実践して下さいね。
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