「赤ちゃんは授かりもの」とよく言いますが、思いかけず授かった方や妊活をして授かった方、不妊治療をしてやっと授かった方など妊娠までの経緯は様々だと思います。
経緯は様々でも妊娠すると、必ず迎えるのが出産です。
私は3人の子を産みましたが、初めて妊娠した時や引っ越し後に、どこの産婦人科に受診したらいいのか、病院をどうやって選んだらいいのか悩みました。
一度受診し、妊婦検診が始まると病院を変えづらいんですよね…。
なので、受診前に色々調べ、実際に入院・出産をしてみて失敗したと思ったことを元に、産婦人科の選び方ポイントを教えます。
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どこで産む?絶対後悔しないための産婦人科病院・助産院の選び方!病院っていつまでに決めるの?
妊娠してるかも?と初めて病院へ行った際は、お腹の赤ちゃんの様子や体調について調べて、本当に妊娠しているかどうか確認してもらいますよね。
始めは赤ちゃんもまだまだ卵ですが、妊娠6~8週くらいで心拍の確認をすると妊娠確定となり、その時に聞かれることが「どこで出産しますか?」という質問です。
まだ妊娠がわかったばかりで早くない?と思いますよね。
私も一人目の時に思いましたが、産婦人科で「早く出産予約しないと予約がいっぱいになっちゃうよ」と言われびっくりしたのを覚えています。
現在、27年連続で産科のある病院が減っているそうです。
どうやら産科医の減少が大きいようですが、背景として訴訟リスクが高いというのも一因のようです。
そういったリスクを少しでも下げるため「自分の病院で検診を受けている人の出産しか対応しない」とか「出産予定が混みすぎて受け入れできない」といったケースも増えています。
そういうワケで「出産する病院が無い!」とならないためにも妊娠がわかったら、どこで出産するかを考えないといけないんです。
妊娠がわかったらまず出産予約!これを覚えておいてください。
どこで産む?絶対後悔しないための産婦人科病院・助産院の選び方!病院ってどうやって決めるの?
出産予約をするにも産婦人科病院や助産院がいくつかある地域だとどこがいいのか迷いますよね。
そこで産院を決めるポイントをご紹介します。
1、自宅からの距離が重要
まず気にしてもらいたいのが、自宅からどのような方法で行けて、どれくらいで着くかです。
妊婦検診は最初4週に1度だけど、徐々に2週に1度、毎週1度と増えていきます。
なので、毎週通うことを考えて、体にもお財布にも負担にならない場所の選択が必要です。
また、陣痛がきたら自分で運転することはもちろん、バスや電車などの公共機関での移動も危険なので出来ません。
タクシーが使えるのか、家族で送ってもらえるのかなども考えておく必要があります。
2、産院のタイプはどうする?出産に対するリスクから選ぶことが肝心
産院と言っても総合病院の産科、個人病院、助産院、クリニックなどの入院施設がないところなど色々あります。
どこを選んだらいいのか迷いますよね。
病院にはそれぞれ役割があるのでデメリットも含めご紹介します。
総合病院の産科:持病のある妊婦さん、高齢出産(35歳以上…問題なければ個人病院でもOK)、多胎児など出産時リスク高い場合
個人医院・助産院:持病の無い健康な妊婦さん
クリニック(外来診療のみ):里帰り出産を考えている妊婦さん
他にも周産期母子医療センターといった最もリスクの高い妊婦さんが受診する病院もありますが、こちらは紹介状が無いと受診が難しいですし、必要性がないと受け入れてくれない場合もあります。
希望がある場合は、主治医と相談してみましょう。
3、出産スタイルの希望で決める
出産するにあたって大切にしたいのは出産スタイルじゃありませんか?
自然分娩や無痛分娩、分娩時の立会いは誰が出来るのか、ビデオ撮影はできるのかなど、病院によって出来ることと出来ないことがあります。
医療センターや総合病院だと出産スタイルを選択することは難しいかもしれませんが、個人医院や助産院だと希望した出産スタイルに寄り添ってくれることが多いです。
私は二人目を出産するときは一人目の子も出産に立ち会うことが出来ましたが、三人目を産んだ病院では夫以外、自分の母ですら立ち合いが出来ませんでした。
病院により違いがありますので、大切な我が子を迎えるのだから自分の理想のお産にしたいですよね。
4、入院スタイルは?入院中や入院後の生活から選ぶ
出産スタイルへのこだわりもそうですが、出産後入院生活をどう過ごすのかも気になりませんか?
母子同室なのか、授乳は集団なのか、食事のメニューや入院期間はどのくらいなのか、退院後のサポートはどのくらい頼れるのかなど生まれた後の方が、気にすることはたくさんありますよね。
また、面会についても家族だけのところもあれば友達も良いところもあったり、面会時間は厳守なのか家族都合で良いのかであったり色々あります。
こういったところも確認しておくと入院中の家族の動きも考えられるからよいですよ。
里帰りできず、退院後に家族などのサポートを受けるのが難しい人のために、出産後も入院したままいられる産後ケア施設・産褥入院施設なども増えています。
ただ、費用はもちろんかかりますし、保険がきかないので結構な額になることがあります。
ただし、自治体によっては、世帯の所得や条件などによって、費用を負担してくれるところもあるようですので、自治体に聞いてみるといいです。
まとめ
いろいろ書きましたが、大事なことは、出産について家族としっかり話し合うことです!
・妊娠がわかったらまず出産予約!そのために出産時の事を家族と相談しましょう。
②出産に対するリスクから産院のタイプを選ぶ
③出産スタイルから選ぶ
④入院中の生活を考えて選ぶ
なかなか妊娠初期に出産後までは考えられないと思いますが、このようなポイントがあるんだと参考にしていただければ幸いです。
皆様が理想の出産をしてかわいいベビーちゃんと会えますように。
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