叱らない子育ての結果どうなった?叱らない子育てのメリットデメリット!

子供が悪いことをすれば叱るというのは、正しいと思います。しかし現代、上手な叱り方が分からない親が増えているように感じます。そして学校では正しい叱り方が分からない先生も多いようです。

親の怒りをただぶつけたり怒鳴ったりしても子供は成長しません。できれば叱らない子育てをしたほうが子供にとっては良いと言われています。簡単に叱らない子育てと言っても、実際叱らない子育てをするのはとても難しいことで、誰もができるわけでもありませんよね。

しかし、叱らない子育てをしたいと考えている人は多いと思います。叱らない子育てをした結果、子供はどうなるでしょうか?

叱らない子育ての結果どうなった?叱られ慣れない子に育つ!

叱らない子育てと言っても、ただ単純に甘やかすというのは間違っています。子供は、ダメなことをダメと教えてもらえないといつまでも善悪の判断がつかない子になってしまいます。

叱るというよりも、教えてあげるということが大切なのです。
ただ、あまりに叱られていない子供は、突然誰かに叱られたときにトラウマになってしまったり、必要以上にショックを受けてしまうこともあります。

特に、家で一度も親に叱られたことのない子が小学校にあがり先生に軽く叱られたときにどう感じるか…
反省するという以前にショックを受けてしまうでしょう。
あまりにビックリして泣き出してしまう子もいます。

また先生に対して必要以上に怖いという恐怖心を感じてしまうことにもなりかねません。
酷い場合には、学校で自分が叱られていないのに、叱られた子を見てショックを受けてしまい先生に対してトラウマ意識をもってしまう子もいるそうです。

叱らない子育ての結果どうなった?自分に自信がつく!


叱らない子育てをしている家庭は、叱る子育てをしている家庭に比べて遥かに「褒める」ということをしています!
子供は自分のことを褒められると自信がつきます。
特に親から褒められると嬉しいですし意欲も湧いてきます。

反対に、叱る子育てを受けた子供は、自分に自信がなかったり否定的になってしまうことが多いのです。

叱らない子育ての結果どうなった?チャレンジできる子に育つ!

普段から叱られている子は、何かするとまた叱られるのではないかという気持ちがうまれ、いつしか親の目を見て行動するようになります。
しかし、叱られずに育っている子は、何かにチャレンジして親に褒められたい、親を喜ばせたいという気持ちが自然と湧くようになり、積極的にさまざまなことに取り組める子に育っていきます。

チャレンジして失敗しても叱られない=親が守ってくれるという安心感は、子供にとってはかなり大きな存在です♪

叱らない子育ての結果どうなった?叱らない子育てのメリット!

叱らない子育ては、全体的にはメリットが多いです♪親子の関係もとても良くなりますよ!
叱られる子育てを受けた子供たちより温厚だったり、怒鳴られないため、言葉使いが良いという面もあります。
精神が安定したり、心にゆとりを持てるという面も最高のメリットと言えるでしょう。

叱られない=いつも親に大切にされていると感じられることが子供にとっては一番のメリットです!
また将来子供ができたときには、自分も叱らない子育てをしてあげられますね♪

叱らない子育ての結果どうなった?叱らない子育てのデメリット!

最初に話したとおり、叱られたときの落ち込み度が高いことが最大のデメリットです。
ただこれは大きくなり社会に出るにつれて慣れていくしかないでしょう。
将来就職したり挫折を味わったときに、叱られてきた人よりもメンタルが弱かったり、親を頼らないと不安になる人もいます。

まとめ

  1. 叱られ慣れていないので叱られるとダメージが大きい
  2. 叱られている子に比べて自分に自信を持っている
  3. 積極的にチャレンジできる子に育つ
  4. 叱らない子育てのメリットはたくさんある
  5. 叱られていないぶんメンタルは弱め

私の場合は、叱らない子育てをメインに考えつつも、ダメなことをしたときにはビシっと叱るというタイプで子育てを続けていますが、子供にとっては叱ってあげないと分からない子や、叱られるとパニックになってしまう子もいます。

子供はみんなそれぞれに性格が違うので、その子に合った方法で子育てをするのが良いかと思います!
ただ、いつも叱っているという子育てや親の怒りを子供にぶつけて叱ってしまう子育ては絶対に良いとは言えません。

子供は親の顔色をとてもしっかりと見て生きています。
反対に、子供の顔色を見てみると、叱られた後は悲しい顔をしていませんか?
叱らないときの子供の顔は笑顔が多くないですか?

それが全てだと思います♪
大人だって誰かに叱られるのは嫌ですよね!!