専業主婦になって気がついたら友達がいない!?友達探しを試みた私が感じたこと

結婚して、家族が一人・二人と増えていき、毎日子育てや家事に追われていても毎日幸せを感じ、本当に私は「普通の専業主婦になった」と思っていました。

でも、ある日幼稚園に通う娘に、「ママは友達いる?」と言われた一言で私は、気がついてしまったのです…。

独身の時には、たくさんの友人と遊んだりしていたのに、今は家かスーパーか幼稚園の送り迎えのみで、幼稚園のママ友とも呼べる人もいない…。

「友達いない‼」と心の声…。
娘には「いるよー!」と言ったが、心の中じゃ何を焦ったのか、変な冷や汗をかいた私でありました。

それから、嘘つくわけにも行かないので、友達探しを頑張ってみた結果、自分自身と向き合うことになりました。

勇気を出して、色んな人へコンタクト!

早速、昔の友人へ連絡をしてみるものの、アドレスが変わっていたり、電話番号が変わっていたり…
相手側も、環境が変わっていることもありで、残念ながら、私は昔の友人とは繋がりがない状態になっていることに気が付きました…。

あの頃には考えられなかった事…。
友達ってなんだろうとも考える、
顔見知りはたくさん居ても、気心知れた友人はいないような気がしてきました。

「新しく、友達を見つけるのもどうやって、見つけたらいいか分からないし…」
もう心の声が駄々洩れのように一人でブツブツと考えていた頃、「ママ友!?」と思いつき、娘の幼稚園のママをお茶に誘ってみることにした。

ママ友とお付き合いして、自分自身の心が変わった!!!

幼稚園のお迎えのときに、いつもより清潔感を漂わせるような、お化粧と服装をしながら、朝挨拶の仕方から少し変えてみました。
いつもなら、バタバタしている私が、おしゃれしている事が奇跡でもあるのですが…。

頑張ったお陰か…、「今日はいつもより、雰囲気がちがうわね」と、別のママが話しかけてくれたのです!!!
これを逃すまいと、他愛もない世間話をしている最中に、
「よかったら、カフェに行きませんか?」と、勇気を出して話したらなんと、OK!!!

相手の事を気遣い、子供の事を気遣いながら話していると、神経をあっちこっちに張り巡らせていてしまい帰ってからの疲労度が半端ない。
そして、どっと疲れが出た中、なんかモヤモヤするわけです。

私はなんでこんな気持ちなるのか、初めは分からず、それ以降もとにかく頑張り、ママ友との交流を深めることに精を出しました。
私が小ぎれいにしていることで、娘は大喜びしていましたが…。
(どれだけ女子力低下していたのか・・・汗)

でも、だんだんそれが、苦になっていることに気が付き…、ママ友が悪いとか誰が悪いとかの話ではなく…、自分で自分に「何を頑張っているの??」「友達ってこんなもの???」という疑問が大きくなってきました。

不器用なの私は、ママ友とお茶していても、「上手くできているか、失礼なことは話していないか…」など、余計な不安に自分自身が持っていかれてしまう状態に陥ってしまう傾向があり…
ママ友さんとは、さらっとした関係でたまに誘われればランチも行くようになりましたし、これはこれで楽しいですし、情報も得られますから、いいのですが…。

「私、本当は何が欲しくて、こんなに頑張ってんだっけ??」

友達探しから一変、何を頑張っているのかさえも分からず、自分自身を見失ったときに人生初!自分自身と向き合うことをしたのです。

向き合った結果、何かが足りないのです。
多分この言葉になるかもしれません。

「自然体」

私も相手も自然なお付き合いというのは、難しいということにたどりついたのです。

友達はわざわざ「私たち友達だよね?」などの確認はしないのではないか?
友達とは気は使ったとしても疲れないのではないのか?

そんな事を考えていたら自分自身なぜ友達がいないと感じたのか…。
なぜ、そんなに焦ってしまう必要があったのかを見つめなおす機会になりました。

まとめ

今回、娘からの一言で、ママ友との交流を深めようとした結果気づいたことは・・・
1専業主婦は友達と遊ぶ時間と余裕があるように見えて、実際はない
2昔の友人と連絡とる時は自分と同じく状況が変わっている
3友人と知り合いは分ける
4疲れるときは、自分自身が気を使っているから
5友達がいないからといって、焦ることはない
6自分は自分のままでいいということ。
7頑張って友達は作るものではない

これを意識したかしないかで、自分が独りぼっちじゃないことが見えてきます。
もしかしたら、すぐそばにママ友さんでも、古い友人でも、「あ‼この人!!」と専業主婦の感が働くかもしれませんよ?

私はなぜか、自分の内側に意識を向ける事によって「自然体」が生まれ、結果、今では普通にランチしたり、電話をしたりするお友達ができました。
この私の体験が誰かの胸に響きますように…。