祖父母と食べるご飯は楽しい?

みなさんはご飯をいつも誰と食べていますか?

最近では孤食化(家族がいるのに一人でご飯をたべること)が進んでいたり、一人暮らしの人が増えて、誰かと同じテーブルを囲んでご飯を食べる機会が減っていると言われています。

また、二世帯住宅も減ってきていて、結婚後、義理の父母や実の父母と食事をする機会も減ってきています。

私は旦那と二人暮らしなので、夜ごはんのみ一緒に食事をしますが、朝や昼は一人で食べているので、テレビやYouTubeを見ながら食べています。

そんな今の時代、祖父母とご飯を毎日食べている人はとても少ないと思います。
しかし、お正月やお盆などで祖父母と会い食事をする機会はあると思います。

そこで、『祖父母と食べるご飯は楽しい?』について書いてみます。

祖父母と食事するときは手作り料理?それとも外食?

祖父母と食事をする際、一緒に暮らしていない限りどちらかの家に行くかお店で食事をするかの2パターンに分かれると思います。

祖父母と自分一人だけでしたら、「おばあちゃんの作る料理が好きで食べたいから」という理由や「2人に自分が作った料理を食べて欲しいから」と手作り料理を振舞うという理由で、祖父母の家に行く人もいるでしょう。

また、「自分のお給料でおばあちゃんやおじいちゃんに美味しいものをご馳走したい!」ということから外食に連れて行く人もいるでしょう。

どちらも自分から好んで行くパターンなので苦痛に感じている人はいないと思います。

けれど、中には正月、お盆でしかたがなく祖父母と食事を取る…という人はいると思います。
その人たちはどうして祖父母と食事をするのが嫌なのでしょうか?

祖父母と食事をするのが嫌な理由

世の中の人全員が祖父母と食事を取ることが好きだ、楽しい!と思っているわけではないでしょう。

中には「小さいころにたくさんの食べ物を食べさせられたことが苦痛で成人してからもそのことを思い出して苦痛」という人もいますし、「祖父母の話が長いから食事をしていても喋っているのか食べているのかがわからなくなるから嫌だ」という人もいます。

また、「祖父母に構う暇があるなら他の人と遊びたいから祖父母の相手をしたくない」人もいるでしょう。

どちらも成長過程で生まれたことなので、仕方がないと思いますが、祖父母たちは「孫に会いたいから一緒に食事をしたい」というのが本音でしょう。

私も2年前までは祖父母に正月やお盆以外でも会いに行き食事を取っていましたが、好きな人が出来たり、仕事が忙しくて行けなかったりして祖父母に悲しい思いをさせてしまっていました。
けれど、祖父を無くしてからもっと一緒に食事したかったなぁ…とか、ここのお店小さい時に連れて行ってもらったから私も連れて行きたかったなぁ…と思い、ときどき切なくなります。

今は結婚してなかなか祖母と一緒に食事をしに行ける時間が無くて可哀想な思いをさせてしまっている。と思うと、昔祖父母と食事をするのが嫌がっていた自分が羨ましく思えてきます。

それに、結婚して子どもができると更に食事に行きづらくなりますよね。

大人になってくると食事をする機会が自然と減ってしまう

結婚をして子どもができてしまうと、祖父母とあまり関わりがもてなくなりますよね。
子どものお世話で精一杯になってしまって。

それに、祖父母と食事を取りたくても中には「いっぱい食べさせられた思い出があるから子どもにも食べさせたりするのが怖いから」と言う理由で一緒に食事をしない人もいます。

子どもを心配しての行動でしょうがやはり祖父母にとったら悲しいのでしょうね。

孫とひ孫に会いたい。と思っている祖父母は多いでしょう。

また、社会人になって仕事が忙しくて休日は一人でゆっくり過ごしたい。という近代社会における仕事量の疲労によって祖父母の相手ができない人もいますし、最近では学校の部活が忙しくて休日はずっと学校にいるという学生もいます。

どんなに祖父母が大好きで食事をするのが楽しくても食事ができない状況になっていますよね。

まとめ

祖父母と料理をするのが楽しい人もそうでない人もいるでしょう。

「あの時いっぱい出された食事にトラウマが……」と思う人もいると思います。

しかし、自分もいつか祖父母になったとき、「孫に会いたいから食事に誘ったけれど断られて……」と寂しい思いをするかもしれません。

そうなりたくないなぁと思う人なら是非この機会に祖父母と食事を取ってみてはいかがでしょうか?

また、そうなってもいいや。という人も正月やお盆、年に1度くらいは祖父母と食事をとってみてはどうでしょう?
私は祖父母とご飯を食べるのが大好きな人なので年内にも食事をする予定です。

忙しくてもやはり、大好きなおじいちゃんやおばあちゃんとの時間は大切にしていきたいです。