主婦が旦那に内緒でFXを始めると悲惨な結果が待っているかも？

私がFXを始めて、早5年。
「株よりも少ない資金で気軽に始めることができ、しかも、上がるか下がるかなので株より簡単そう」と安易な考えで始めちゃいました。
今となっては、そんな簡単に儲けることが出来ると信じていた自分が馬鹿みたいです。
あっという間に最初に用意した資金を失くしてしまって、即退場です。

FXは、ギャンブルと思っている人多いですよね。
退場してしまった私が言うのもおかしいですが、それはその人次第。
９割の人は退場になってしまいますが、１割の人は実際に勝ち残っています。

自分で経験して思ったのは、メンタル・知識・資金管理・ルールと様々な要素をちゃんとコントロールすればギャンブルとならず勝ち残れるはずなんです。
現在は退場から復活し、「専業トレーダーになる！」と決めて日々努力しています。
もちろん、主人にも宣言し同意を得てトレードしています。

でも、中には旦那さんに内緒でFXをされている主婦の方結構いますよね。
私的には、絶対お勧めしません。
だって、家族の同意を得て行うほうが、安定したメンタルでトレードに臨むことが出来るのです。
こそこそとトレードしていたら、そこには沢山の危険が潜んでいます。

今日は、なぜ旦那様に内緒でFXをすると危険なのか、3つの理由をご説明したいと思います。

その1　FXとメンタルって関係が大きい

FXのトレーダーとして成功するためには、強靭なメンタルが必要だと言われています。
過去を振り返ってみると、精神的に病んでいる時のトレードは、かなり大負けしてるんです。
大負けしてしまうと、今までコツコツと増やしてきた資金を一回のトレードで飛ばしてしまう事があります。
だから、精神が病んでいる時にトレードを避けることは、とても大切なのです。

そんなメンタルが大きく関係してくるFXのトレードで、旦那様に内緒で、後ろめたい気持ちがあったらどうでしょう？
勝っていれば、「へそくりができたぞ！」って嬉しさ100％で良いかもしれませんが、FXはそんなに甘くありません。
トレードの勝率はプロでも50％あるかないかです。
半分以上は、負けトレードなのです。
負けが続いて、精神が崩壊なんてことだってあるのです。

旦那さんに内緒でこそこそトレードしていたら、悪循環に陥りますます良い結果が残せなくなってしまいます。
けしてFXは悪いことではありません。
理解を得たうえで、健全な精神状態でトレードに臨むべきなのです。

その2　主婦のお財布には生活費が入ってる

私が思うには、主婦が旦那様に内緒でFXをするにあたって、一番危険が潜んでいるのは、お財布の中に生活費が入っている事です。
まず、トレードする資金は生活費であってはいけません。
余剰資金でしましょう。
基本の基本です。

FXを始めるときは、みんな分かっているのです。
ただ、段々とFXの闇の中に入ってしまうと、それすら分からなくなってしまうのです。
よく、雑誌なんかで、FXで借金まみれになってしまった主婦のインタビューとかみると、大体同じ状況なのです。

まず、余剰資金からスタートし、そのポジションを損切りされたくないばかりに、次から次と資金を投入。
その資金もなくなり、生活費、貯金、子供の為の学資保険、などに手を付けていく。
その資金もなくなれば、サラ金に手を出してしまいます。

同じ状況に陥った主婦の方皆さん、いずれ価額が戻ってきてマイナスからプラスに転じてくれるかも？って思っているんですよね。
あり得ません。
その間、旦那様は何も知らずに、一生懸命外で働いています。
奥様を信じて、お金の管理を任せているんです。

私だって、FXをしていて、「ここでもう少し資金があったら…」なんて思うことがあります。
お財布に中には、生活費が入っていますが、絶対それには手を出しません。
主人が頑張って働いたお金を大事にしなくてはいけないのです。

自分が暴走しないよう主人に見張ってもらうのが一番いいと思っています。
だから主人にはFXに関してもいろいろ話して、客観的で冷静なアドバイスなんかもらったりしています。

その3　取引時間に問題が！？

FXは、平日24時間いつでもトレードできます。
でも、お勧めの時間帯は、夕方以降です。

その訳は、日本の17時前後からヨーロッパの市場が開き始めるので、値動きが激しくなり、夜の22時前後頃には、ニューヨークの市場参加者も参加始めるので、１日の中で為替の売買が最も活発になりやすいのです。
でも、ご主人に内緒にしてFXをする主婦にとっては、その時間帯にトレードするのは難しいですよね。

内緒にしてトレードするとなると、旦那様が仕事でいない日中になってしまいます。
日中というと、アジア市場ということになります。
アジア市場の値動きの特徴として、トレンドがない、いわゆる“レンジ相場”になりやすいのです。
レンジ相場では、大きく勝つことはとっても難しい事です。

プロのFXのトレーダーでさえ、アジア時間は避ける人が多いのです。
私も、最初はアジア時間でトレードしていましたが、結局利益を出すことが出来ず、今は、ヨーロッパ市場が開いてからのみ参加しています。
旦那様がいない時にトレードをして利益を出そうとすると、勝てそうもないポイントでもトレードしたくなってしまいます。
ポジポジ病を患ってしまっては、絶対ダメ！
利益を出すためにFXをするなら、アジア時間はやめて、ヨーロッパ市場やNY市場に参加するのが一番です。