私が子育て中に旦那にイライラする3つの瞬間とその解決法!

夫婦にとって赤ちゃんの誕生はうれしいはず。
ところが、女性と男性では、赤ちゃんを迎えるまでの日々に大きな違いがあります。

女性は十月十日の間、おなかの中に赤ちゃんの存在を感じて生活をします。
ホルモンバランスも激変して、体も心も「ママ」になる準備ができていきますよね。
そしてやっとの思いで子どもを産んだ後のママは体と心に余裕がありません。
産んだその日から授乳が始まり、寝る時間も取れなくなります。
その状態、さながら産卵してボロボロになるサケのようです。

一方、男性ははなかなか実感しづらいところです。
妊娠・出産の不安も痛みも体の構造上どうしても経験することはできません。
実際は、赤ちゃんが生まれてからがようやく「パパ」としての生活のスタートです。

そんな、育児に対しての感覚が違う旦那の言動にイライラしてしまうことはありませんか?
私が育児中に旦那にイライラした瞬間3つと、その解決法をご紹介します!

イライラ1:子どもとちゃんと遊んで!

旦那に子守を頼んで、2時間ほど外出した事がありました。
帰宅して様子を聞くと、その間、ずっとテレビ番組やDVDを見せていたとのこと。
旦那は「とってもご機嫌だったよ」と自慢げに言いました。

もちろん、子どもはテレビが大好きです。
けれど、我が家では目が悪くなったり、受け身の遊びに慣れてはいけないので、テレビは1日1時間以内と決めていました。
スキンシップが大切な幼児期、絵本を読んだり、おもちゃでで遊んだり、公園に行ってくれたりしたらとてもありがたかった…。

ただ、ここまでならばちゃんとお願いしておかなかった自分にも責任があるなと思ったのですが、私がイライラしたのは、旦那がその横で漫画を読んでいたことです!
見るなら一緒に見て「あれは、キリンだね~」などの話しかけをしてもいいじゃないかと。

当時、一日中、必死で子どもとのスキンシップをとろうと工夫している私でした。
子どもを放置して自分の好きなことをするのは子守りじゃないと思ったのです。

イライラ2:旦那の休日リラックスモード

娘が後追い期真っ最中だった時。
料理をするときも、洗濯をするときもつねに私にぴったりとついてきて離れませんでした。

そんなある日、旦那は休日。
私は体調を崩してトイレへ。
すると案の定、娘がトイレの前までやってきてギャン泣きしたのです。
泣き叫びながら全力で私の手を引っ張りトイレから出そうとする娘。
苦しいながらも娘優先とリビングに戻ると、旦那はのんびりとスマホをいじっていました。

赤ちゃんが泣き始めたら抱っこくらいしてほしい!
平日に娘と二人きりの時に泣かれてもそんなにイライラしないのですが、旦那がそこにいながら、何もせずにくつろいでいる姿を見ると無償にイライラしたものです。

イライラ3:大変な時には「ママ~」

旦那に娘のオムツ替えを頼んだ時のことです。
一緒に子育てセミナーに参加してオムツ替えも練習済みだったはずですが、オムツの中を見るなり「あっ!」と叫び、「ママ~!!」と私を呼びました。
何事かと駆け付けると、真顔で「うんちだ。俺はできない」と。
おしっこはできるけど、うんちのオムツ替えは「自信がない」という理由でした。

そもそもですが、オムツ替えという最低限の子育てにおいて、やるやらないを選択する余地があるのでしょうか?
「いやいや…自信があるとか無いとかの問題じゃないよ。親がやらなくて誰がやるの?誰だってて初めは初心者だよ!」と言いましたが、頑として聞きませんでした。

そしてこの「ママ~」と呼ぶ声は、まるで伝家の宝刀のように、子育ての要所要所で家の中に響きます。

ぐずった時には「おーい、泣いてるよ~!」「やっぱりママがいいんだよ~」
味噌汁をひっくりかえした時には「ママ~、こぼしちゃったよ~!」
お風呂でおしっこをしちゃった時。「ママ、大変だ!来て!」

毎日子供と過ごして鍛えられているママにとっては日常でも、パパは予想外の出来事にプチパニックです。

一応…パパの言い分も聞きました。
そこにはパパなりのママへの遠慮もあるようです。

自分で対処してもしも間違っていたら?
かえって手間取らせるのではないか?
もっとママを怒らせてしまうのではないか?

そんな事態を避けるために、結局手に負えない事は「ママ~」との呼び声になるようです。

夫婦で子育てを協力し合う秘訣は

パパが育児に参加するメリットは沢山あります。
・幼いころから親子の信頼関係ができ、成長した後も相談にのることができる。
・夫婦間のコミュニケーションが増え、絆が深まり、ママの心身のケアにもつながる。
・パパが充実感を得る。

何よりもママが一番頼れる・頼りたいのはやっぱりパパですよね。
そこで、ママとパパのすれ違いを避けるためには、ママのちょっとした意識の変化が必要だと思うんです。

まずは、「期待しすぎる」ことをやめること!
夫婦と言っても元は他人です。
自分と同じように理解して行動してくれる、なんてことはありません。
なので、まずは「自分の大変さをわかって欲しい」「やって欲しい」と頼る心を捨てることです。
やることは自分でやってしまおう!と決めると腹も立たなくなります。

そして、お願いするときには「察して欲しい」と思うのではなくて、今、「具体的にどういう状況でどうして欲しいか」を明確に伝えることです。
子育てならぬ夫育てで、何も伝えずにわかってくれることは無いと腹をくくります。
しっかりお願いすれば、思いもかけないパパの育児力を引き出すことができるかもしれません。

さらには、ちょっとでもやってくれたら大げさなくらい褒める!おだてる!
なぜなら、「これをしたら喜ばれる」ことが伝わるからです。
やり方がわからないパパが、少しでも子育てに自信をもってくれることがポイントです。

まとめ

いろいろと書いてきましたが、まとめると…

  • 子どもとちゃんと遊んで欲しい
  • 休日に自分だけリラックスしないでほしい
  • 大変な時に「ママ~」と呼ばないで
  • パパの育児協力はメリットが沢山。協力してもらえるように育てよう
男性が「パパ」になるには、ママとは全く違うストーリーがあります。
必死にパパになろうと思っても、日中働いていて子どもと接する時間は少なく、やりたくてもどうしたらよいのかわからない…。
そんなママとは違う子育ての苦労があるようです。

ママはイライラしそうになったら上手にリラックスをすることです。
それから、パパが育児に参加できるように密にコミュニケーションを取っていくと、お互いに手助けできる方法が見つかって楽になりますよ!