日本では、海外に比べ早生まれを気にするという風潮があります。
「早生まれだと成長差がある」と世間では言われていますが、実際本当に成長差はあるのでしょうか?
私の娘、息子はどちらも2月生まれのいわゆる「早生まれ」です。
早生まれの成長差について、自分の体験も踏まえながら紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク
早生まれとは?
早生まれとは、1月1日の元旦から4月1日までに生まれた人のことを言います。
日本では、4月が入学式になるので、4月2日から12月31日までに生まれた子が数え年の8歳で入学するところ、早生まれの子供たちは数え年7歳で小学校へ入学します。
「早生まれの子供は可哀想」と言われるのはこのためです。
実際、私のいとこは4月1日生まれだったので入学前にはいろんな人から「可哀想に、1日遅く産まれたらね~」と言われていました。
早生まれの成長差
早生まれの子供と、早生まれではない子供の差はあるのか?
これは、本当にその子その子の成長のスピードによります。
ただ、学年を通して見ると、やっぱり背の低い子が多かったり、早生まれでも成長に関係がないかと言われれば差は感じる部分もあります。
冒頭で話した通り、私の娘と息子はどちらも早生まれですが、小学校入学当時、やはり少し成長が遅いかなと感じた部分はありました。
中には1歳近く違う子がいるので、当たり前と言えば当たり前ですよね。
特に、息子の場合は男の子で女の子より成長が遅い部分があるので、余計に目立ったような気がします。
学校でも「早生まれだと可哀想だよね~」と言われることも多かったです。
逆に娘は、息子に比べるとそこまで気にならなかったので、やはり女の子か男の子かでも差が出てくるのでしょう。
早生まれのデメリット
私の子供たちは早生まれなので、デメリットと言われると意外とたくさん出てきます。
まずは、クラスでも体が小さめなこと。
身長は、やはり早生まれではない子に比べて小さいです!
高学年になってくると周りに追いついてあまり差がなくなりますが、幼稚園や小学校入学当時は、やはり周りに比べてできるスピードが遅かったり、幼さが目立つ部分がありました。
息子のクラスを見ていると、正直「しっかりしている」と言えない子も早生まれの子が多いですね。
私が思う最大のデメリットは、車の免許などを同級生は免許を取れるのに自分はまだ年齢的に取れないということです。
早生まれのメリット
早生まれでもデメリットばかりではありません。
心配するなかれ、もちろん早生まれにもメリットはありますよ♪
やはり幼さが残る早生まれの子供たちですが、早生まれではないしっかり者の子に比べて幼いので可愛いと感じる部分が残ります。
早生まれなので少しスピードが遅いと理解してもらえるので、保育園や幼稚園では先生に特に気に掛けてもらったりもします。
同級生より若い年齢でいろいろな体験ができるのも最大のメリットでしょう!
早生まれの体験談
早生まれの息子は、保育園の頃から仲良しな男の子がいましたが、その子も3月生まれの「早生まれ」でした。
保育園のクラスには、遅生まれのしっかり者の子がたくさんいましたが、やはりその子たちに付いていくことはあっても、一緒に先導して保育園生活を送るということはなかったですね。
だからこそ、早生まれ同士、ゆっくりとしたスピードで生活できるお友達と居られるのが心地よかったのだと思います。
今でもそのお友達とは仲良しで、二人共同級生に比べて少し小さめですが楽しそうに学校生活を送っています。
保育園の頃は担任の先生が早生まれをすごく理解してくれていて、ゆっくりと成長することを見守ってくれました。
早生まれでなければここまで気に掛けてもらえてなかったのではないかな?と思っています。
早生まれにもメリットはあるということですよね♪
まとめ
- 早生まれだと学年で最大1年の差が出てしまう
- 早生まれの子は少し成長スピードが遅い場合がある
- 早生まれにはデメリットがたくさんある
- 早生まれにはデメリットもあるがメリットもある
- 早生まれは同級生に比べてゆっくりと成長する
「早生まれが可哀想」と言う本当の意味は、早生まれの子供たちは生まれた日数分頑張って追いつかないといけないので大変というのが本来の意味だと思います。
大変=可哀想と言う意味合いで使われているのですね。
子供たちをみていると、早生まれでもしっかりとした子はたくさんいます。
「本当に早生まれなの?」と思うほどリーダーシップを発揮しているクラスメイトもいますよ!
遅生まれでも早生まれでも、子供たちはそれぞれのスピードで成長していきます。
同級生という学年の枠に当てはめて子供の成長を比べたり、差を付けたりする必要はないと私は思っています!
小学校入学前のご両親は不安で仕方ない部分もあると思いますが、子供は意外とどんな場所でも大きく成長してくれるものです。
あまり不安ばかりにならないように、子供の成長を信じてみましょうね♪
スポンサーリンク