給食を残す子が急増中!理由は?残さないために家庭でできることは?

「給食」って聞くと「懐かしいな~」とか「食べたいな~」って思いませんか?

最近では給食に見立てた居酒屋や食事処が人気になっていたり、やはり大人になっても給食を食べたいという願望を持っている人は多いそうですね。
でも近年、小学校では給食を残す子が急増しているのだとか…

親目線から見ると「もったいないな~」と思ってしまいます。
子供たちはどのような理由で給食を残すのでしょうか?

給食を残す子が急増中!理由は野菜嫌い

これは今も昔も変わりませんが、やはり給食を完食できないと悩む子は、野菜嫌いの子!

田舎育ちだと当たり前に毎日口にする野菜ですが、都会では野菜の値段が高騰したり加工品を食べさせる親も多くなってきて、野菜嫌いも増えているのだとか…
給食ってとても栄養バランスを考えて作られていますので、もちろん野菜は毎日いろいろなメニューに入っていて、献立を見てもたくさんの野菜が使われています。

野菜が嫌いだと給食が一口も進まない…なんて子もいるそうですよ。

給食を残す子が急増中!理由はファーストフード好き

私の娘、息子が通う小学校では、年に一度「給食試食会」というものがあります。
保護者が集まって、子供たちが食べている給食を試食するというもので、私は毎年参加しています!

そこで問題視されているのは「ファーストフードに頼りすぎ」ということです。
昔と違い今は簡単に美味しい食べ物が手軽に、しかも安く購入できるようになりましたよね。
これってすごく便利なことですが、簡単に買えるからこそ家で手作りのごはんを作るという人も減ってきているそうです。

ファーストフードを食べなれた子供たちは給食を残す子が多く、ハンバーガーやポテト、ピザなどが大好きで給食になると「味が薄い」と感じてしまったり「物足りない」と言う子もいるようです。

給食を残す子が急増中!理由は和食が苦手

小学校で子供たちに取るアンケートがあります。
もちろん結果が保護者にも配られるのですが、驚くほどに和食が苦手な子が多いのです。

給食で好きなメニューと言えば、カレーやピザ、からあげなどが上位!
嫌いなメニューと言えば、ほとんどの子が和食を挙げています。
普段からどれだけ和食を食べていないかがわかりますよね。

私たち大人は「和食が一番♪」なんて気持ちがあるので信じられないですが…
学校の給食でも和食の日は、ほとんどのクラスが給食を残すそうです。

給食を残す子が急増中!給食を残さずに食べよう

私の娘、息子が通う小学校では「給食を残さずに食べよう!」という栄養士さんの努力がとても素晴らしいので紹介しますね♪

まず毎月「給食だより」というプリントで食育についてさまざまなことを教えてくれます。
子供向けのメッセージや保護者向けのメッセージ、現代風にアレンジした健康レシピなども紹介してくれて見ていてとても楽しいです!

そして、一番素晴らしいと思うポイントが、残さずに食べたクラスにはお花シールというものを配っていて、クラスで協力して給食を残さずに食べると1年間を通して木の用紙にお花が満開に咲くようになっています!
こういうのって結構子供は喜ぶんですよね♪

栄養士さん曰く、このシール制度を導入してから残さずに食べられる日が確実に増えたそうです。

給食を残す子が急増中!理由は偏食な子供が増えている

給食試食会で保護者の人たちと話していると、子供たちがどれだけ偏食があるかが分かります。

例えば、学校の給食では全国的に毎日出る牛乳!
この牛乳さえも飲めない子がとても多いようです。

クラスの中には、熱いものを食べるのが苦手な子や、魚が食べられないという子も多いそうです。
白いご飯だと食べられない、ふりかけがないと食べたくないという子もいると聞いて驚きます!

昔の人がこんなことを聞いたらどう思うでしょうか…ね。

まとめ

1.野菜嫌いは給食を完食できない
2.ファーストフードが好きな子供が急増している
3.給食で人気がないのは和食メニュー
4.給食を残さずに食べる工夫をしている学校がある
5.偏食な子供が増えすぎている

さまざまな理由で給食を残す子供たち、子供たちなりに残す理由はあるようですが、家庭での努力も少し必要かな?と感じる部分は多いです。
特に、魚の食べ方が分からない子や、ふりかけをかけないと白いご飯を食べられない子を見るとそう思います。

実際、今の給食って本当に美味しいんですよね。
昔の給食とはまた違って、さまざまな国の料理や選択できる給食なんかもあります。

こんなに進化した給食を美味しく食べられないってもったいないですよね~。
わが家では「ごはんは残さずに食べる!」を徹底しています。
その為、学校でも一番におかわりをしているそうです!
食育って本当に大事ですから、一度食育について見直してみると良いですね♪