私は小さいころナスが食べられませんでした。
ふにゃっとした触感や見た目がダメで避けていたと思います。
でも、中学の時に給食にでたナス料理がとてもおいしくて、それでナス嫌いを克服しました。
あとは煮魚や焼き魚は最近食べられるようになりました。
煮魚は淡白すぎて食べられず、焼き魚は、内臓が苦くて食べられませんでした。
でも、ジムに通い、炭水化物ダイエットをするうえで、良質なたんぱく質だということで、がまんして食べてみたら意外とおいしかったです。
食わず嫌いがあったと思います。
人それぞれ好き嫌いはありますよね。
では、好き嫌いの多い子供にはどのように接したらよいのでしょうか?
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どのように食べさせるか?
何かを食べてほしい!と思った時に、どのような対処法があるでしょうか。
- 嫌いなものを微塵切りにしてわからないようにする
ハンバーグなど子供が好きなものをみじん切り(あるいはミキサーでこなごなに)してわからないようにします。
これならばれないし、手間もかかりません。 - ナスは煮込み料理に最適
先ほども書いたように先ほども書いたようにカレーなどは子供が大好きな料理ですよね。
それなら嫌いなナスを混ぜ込んでしまいましょう。
ナスはとても水分が多い野菜でフライパンで火を通すとしなっとなります。
なので、チャーハンやオムライスには不向きです。
でも、カレーやシチューは一定量の水をいれるので問題はないです。
煮込んでいるうちに原型がなくならないようにすれば大丈夫でしょう。
この2つやり方は、嫌いを克服するというよりは、嫌いな食材をなんとか食べてほしいという時に最適だと思います。
嫌いなものを食べさせたい場合は?
まず、食べるまで待ちましょう。
私のナス嫌いも親が無理やり食べさせたわけではなかったので、すんなりと受け入れられました。
ただ、食べるまで食卓に座らせておくのは子供にとって苦痛な時間ですが、食べるまでテレビも見れない、お風呂にも入らせない、寝ることもできない、となれば嫌でも食べます。
私が小学生の時は、給食を全部食べ終わらないと昼休み遊ばせてもらえませんでした。
今そんなことをすると、学校にクレームが絶対来ますよね…。
このやり方は、もしかしたら、今よりもっと嫌いになる可能性があります。
子供は素直なので今日嫌いだったものが明日好きになるとはかぎりません。
父親や母親がとても嫌でやりたくないような仕事を無理やりにまかされ、終わるまで帰れない。
しかもこれを定期的にやらされたら嫌ですよね。
慣れなくても嫌な仕事をできるだけ効率よく早く終わらせようと考え努力すると思います。
子供も同じです。
無理やり食べても好きになるわけではありません。
ただ、それでも食べさせたいときや、食わず嫌いの場合は、例えば、「嫌いなものを少しだけ口に入れて、そのあとに好きなものを食べれば大丈夫だよ」と子供が上手に食べれるような方法を教えてあげるのも親の務めだと思います。
また食事後のデザートで釣るのもありだと思います。
子供が嫌いなメニューや食材がある場合は、最初から食後におやつやデザートがあることを伝えて食べる気を起こさせます。
そうすれば、子供は嫌いなものでも食べた後で大好きなものが食べれるという喜びがあります。
また、盛り付けをかわいく、お子様ランチ風にしたりもいいかもです…。
話題ができるので、楽しんで食べてくれるかも。
そして、少しでも頑張って食べれたらほめてあげる。
褒められたら子供は嬉しいもの。
嫌いなのに、頑張って食べれたね!ママも作ったのを食べてもらえて嬉しいよ!!」と伝えてみましょう。
そもそも嫌いなものは食べさせない
ここまで、嫌いなものを食べさせる方法を書いてきましたが、実は、私はそもそも子供は嫌いなものは食べなくていいと思っている派です。
子供はほとんど本能で動いていますし、頑固な子はてこでも動きません。
私も親からは最初は言われましたが、厳しく言われた覚えはありません。
栄養が偏るといいますが、そんなことはないと思っています。
野菜が嫌いでも栄養不足にはならない
野菜を食べないと栄養不足になるというのは二昔前くらいの話です。
たとえばピーマンにはβカロテンやビタミンCが入っていますがβカロテンはノリを食べれば摂取できますし、ビタミンCならハムや肉類からもとれます。
野菜のメリットは野菜単体でいろいろな栄養素がとれる、ということだけで絶対必須というわけではありません。
デメリットは野菜の含有量と同じ量の食材を食べれば少し量が多いかなといった程度です。
それでも成長期の子供なら野菜よりお肉やお米の方が大切だと思っています。
野菜が嫌いだと病気になる?
答えはNOです。
食事から病気になる人は基本的に偏った食生活をしすぎている人だけです。
なんでもバランスよく適量たべれば大きな病気になるリスクはすくなくなります。
糖尿病や心筋梗塞になるような人は野菜を食べないのか、といわれるとそんなことはないです。
前にテレビに出ていた100歳のおばあちゃんはビールも飲むし、お肉が大好物といっていました。
大切なのはなんでも野菜を食べられるようになるのではなく、バランスを気すればいいのです。
まとめ
私の親は私のナス嫌いにはなにもいいませんでした。
それよりレストランでのマナーについては厳しく言われました。
先日も食卓のフォークとナイフの位置を間違えて怒られたりしました。
30代になってもそんな間違いをしますが、好き嫌いについてはそこまでいいませんでした。
両親も嫌いなものがあるので子供には強く言えないんだと思います。
お菓子ばっかり食べてご飯を食べない、毎日ご飯にふりかけだけ!などだと偏りすぎるかもしれませんが、子供の好き嫌いについては気にしすぎると逆効果のこともあります。
食べるもの全体を見てあげて、あまり1つ1つに厳しく言わないであげてくださいね。
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