日本で早生まれというと一番に思い浮かぶのは、学校生活での不利です。
産まれた日によっては、同じ学年でも約1年の年齢差がでたり、成長の差が大きすぎて、低学年のうちは苦労したりしますよね。
ある程度の年齢になれば、同級生より若い気分でいられたり、一つ下の学年の友達と仲良くできたりとメリットもあるようです。
しかし、やはり学校面では、日本の早生まれは損をするというイメージが強いです。
それでは、外国の早生まれはどうなのでしょうか?
スポンサーリンク
日本と海外の違い
日本の小学校は、4月2日生まれから翌年の4月1日生まれの子供たちが同じ学年で教育を受けます。
要するに4月生まれの子供は、1日に生まれるか2日に生まれるかで学年が変わってくるわけですね。
まず、日本の小学校は4月を始業式・入学式として授業が始まります。
しかし、4月が学校のスタートというのは日本だけで、外国ではそれぞれ学校が始まる月が違うのです。
例えば、アメリカの小学校は4月ではなく、9月に学校が始まります。
また、小学校に入学する年齢も違い、イギリスでは5歳から小学校へ入学します。
早生まれ制度の前に、日本と外国では学校事情が違うということですね!
アメリカの小学校
外国と言えばアメリカがイメージしやすいですが、アメリカの小学校では日本と違う点がたくさんあります。
アメリカは日本とは違い実力主義なところがあり、義務教育でも留年があったり、飛び級もあります。
頑張れば頑張るほど上を目指せるということですね!
その為、早生まれなど生まれた日を気にする人はあまりおらず、日本とは感覚が違うと言えるでしょう。
また、アメリカでは担任の先生がいなかったり、授業も日本に比べるととても自由な雰囲気で行われているので、日本のように同じ学年の子に比べて遅れていると感じたり目に見えて成長差がでるということも少ないようです。
韓国の小学校
それでは日本のお隣、韓国の小学校はどうでしょうか?
韓国の小学校と聞くと日本と似ているようなイメージがありますが、韓国と日本で明らかに違う点は、年齢表示の差です。
日本では生まれた時に0歳、1年経つと1歳という年齢の数え方をします。
しかし韓国ではお母さんのお腹の中にいる時を0歳、生まれてきた赤ちゃんは1歳という考え方をします。
これを知らない場合は、日本人と韓国人が自己紹介をすると同い年なのに年齢差があるといった誤差が生まれますね。
そんな韓国ですが、日本のように早生まれという言葉が存在します。
ただ、韓国では3月から学校が始まるので日本より1ヶ月早く、3月生まれの人が韓国に行くと1学年若くなれるというわけです♪
韓国では、年齢をとても重要視するので、早生まれの悩みは日本より苦労するかもしれませんね。
フランスの学校
遠いイメージのあるヨーロッパの学校ではどうでしょうか?
フランスでは、アメリカと同じように飛び級や留年があります。
そして学校の始まりも9月からになり、小学校に通うのは5年間、中学校に通うのは4年間と日本とは全然違います。
7月8月の長いお休みの後に学校がスタートするようです。
飛び級があるので、年齢に関係なく学年が上がることもあります。
その為、実力主義でどんどん上に上がっていけるので、早生まれという言葉も存在しません。
まとめ
- 日本と外国では学校事情が違う!
- アメリカの小学校は自由教育が強め!
- 韓国の早生まれは苦労する!
- フランスに早生まれという言葉は存在しない!
海外では日本とは違い自由な教育が多く、日本のように学年に馴染むことや周りから悪い意味で目立たないことを重要視している教育とはまるで違うように感じます。
日本と海外の教育、どちらが良いかは一概に言えませんが、海外では子供たち個人の頑張りを評価しているようです。
日本の教育では、みんなと同じことをするという教えが強いように感じます。
例えば、同じ方向を向いて同じように机を並べて授業を受けたり、一列に整列したり…そういう教育があるからこそ早生まれとそうではない子供で成長の差が見えたり比べたりする人が多いのでしょう。
海外では、授業中にアイパッドで勉強をしたり、ソファーや床に寝そべりながら授業を受けられる国もあるそうですよ!
それぞれの国で教育方法や考えが違うというのは面白いですね!
自分の子供が早生まれで気にしているという人は、海外と同じような考えを持ってみると良いかもしれませんね♪
スポンサーリンク