田舎で子育てしてるママさん必見！孤立しないための2つのポイント！

結婚とともに新天地へ嫁いだ私。
妊娠したけれど、「知り合いのいない田舎で、一体どこまで人の中に混ざっていけるかな…」と不安でいっぱいでした。
出産後も支え合えるような友人はおらず、「この田舎で子育てして、本当にやっていけるのかな？」という漠然とした不安に駆られていました。
このままだと一人ぼっちになるだけでなく、社会から完全に孤立してしまうのでは…なんとかしないと…。

そこで子と自分の行動範囲を振り返り、市の育児相談やママ子会、こども園の園開放に行ってみることにしました。
今では市のママ子会がなくてはならない程楽しみになってきたし、変な焦りは消えて私と子のリフレッシュの場にさえなっています!
今回はそんな私の、社会から孤立しないために抑えていたポイントを紹介します!

田舎の子育ては市町村の子育てコミュニティに参加してみる

産後の母子は社会的に孤独になりやすいので、まずは公的なコミュニティに自分から参加していくスタイルを目指しました。
生後3ヶ月の赤ちゃんから身体測定や栄養の相談をしに行ける場で、保健師さん・栄養士さん・助産師さん・保育士さんがとても頼りになります。
相談していると時には泣いてしまうこともありますが、それでいいと思っています。
産後のママが、自分の話をじっくり聞いてもらう機会なんてありますか?それとも私が頼りすぎなのでしょうか?
ママだって意識して息抜きをしないと疲れで喉も詰まるし、相談の場は話を聞くためにいるプロばかりですから、このくらいでいいのです!

そうして子育てに対する不安を話していたら、ある日ほかの悩めるママ子たちと交流する場に誘われました。
第一子で子育てに不安がある人、第二子でも悩みのある人、他県から来た人など様々でした。
保健師さんが進行をしてくれて、ママの話を順に訊いていき「みんなはどうですか？」と振っては経験者が体験談を話してくれる…といった場です。
子が交流に適した月齢を過ぎて、今では月2回“教室”という名でわいわいと色んなことを話せる場に参加させてもらっています。
以前は「他人の保健師さんに話したって、家のことの解決にはならない…」と後ろ向きでしたが、誰かに話さないでいるといつかノイローゼや鬱になりそう！といった不安がなくなりました。
それどころか楽しみが増えたので、本当におすすめですよ。

田舎での子育ては、園開放に参加して顔なじみに

近場の園で育児相談をしている園があれば、そこでもいいですね。
私の市ではマイ保育園という制度があり、生まれたら入所希望の園に登録ができるというものでした。登録をすると、無料で3回まで一時保育をお願いできます。

初めのうちは他のママとの会話も少ないですが、開放の先生が話を振って輪を作りやすくしてくれます。ママがトイレに行きたいときは、一声かけると子を見ていてくれるので安心です。
ベテランママから話を聞くだけでも結構な収穫になりますし、先生は保育のプロなので「～なときってどうすればいいですか？」と訊けば、先生はどうしているかを教えてくれます。
いろんなママやお子さんがいてとても参考になりますから、行かないでいるなんてもったいないですよ!
子が学年いっしょのママさんと話していると、入園してからのスムーズなママ友づくりにも繋がって気楽になれます。

ひとつだけ気を付けていたのは、夫の勤め先を言わないようにしていたことです。
主婦間には「夫の収入格差」を感じるので、自分から危険に足を踏みいれなくてもいいなと思ったのです。結果自慢になってしまったら溶け込みはじめに微妙な空気!
ちょっと避けたいですよね。

登録のときには「写真を撮って挙げていい？」といった確認をとられると思います。
仲良くなりたいほかのママの子に焦点合わせた写真を撮って、「～ちゃんがいい感じに撮れてるけど、この写真いります？」なんて話しかけてみるのも一つの手ですよ。
遊び友達になれなかったとしても情報交換相手にはなりますから、ひとつのキッカケが作れると思います。
ママの交流だけでなく子も月齢の近い子と遊べるので社会性が育っていき、時には感心させてくれます。

イヤイヤ期の一人目ママは「ちゃんとしなきゃ」と対応に焦って、しんどいから出かけるのが億劫に…　なんてことありませんか?
イヤイヤして帰らない子がいたら、先生が困っているママを助けてくれます。
その時に先生の誘導の仕方から学べるので、親にとっても子にとっても学びの場になりますよ。

まとめ

積極的でないと難しいことのようですが、シンプルにまとめると…

1.公的機関のコミュニティに顔を出して、専門スタッフやママに顔を覚えてもらう
2.未就園児のときから園に顔を出して、親子ともに顔を覚えてもらう

これが他県から嫁いで知人友人ゼロの私が実践しているコトです。
初めから全てに参加は無理でも、一ヶ所ずつ顔出しをしていけば、背負っているものがだんだんと楽になっていきます。
人の輪に入っていくことに積極的でない人も多いと思いますし、まずは身体測定だけでもしに行って情報を入れるコトが重要!と私は思っていますよ。
自分と家の中に新しい風を入れることになるし、「一人じゃない」という思いで気の持ちようが大きく変わってきましたよ!