田舎の定義って何?都会と比べると?どういう時に「田舎」を使う?

田舎の定義って何ですか?」って聞かれたらなんて答えます?
わぁ~難しい。私自身、生粋の田舎育ちで田舎人間なのに、定義って言われるとウーンと悩んでしまいますね。

定義は…と考えると、実際どこからが田舎でどこまでが田舎なの?と混乱します。田舎の定義って何でしょうか?

私の個人的な田舎の定義!

あくまで私の個人的な田舎の定義は、まずビルがない。そして、畑や田んぼが広がっている。山に囲まれている。こんなところでしょうか?
細かいことを言えば、自然豊かで野生の動物が出る、コンビニが遠い、町ではなく村で区切られているなど、聞けば「絶対田舎だろ!」ってことばかりをまとめてみましたが…どうでしょうか?

これは私のごく個人的なイメージの中の定義ですが、一般的な田舎の定義ってどんな感じなんでしょうか?

世間一般的な田舎の定義!

ネット上で言われている一般的な田舎の定義をまとめてみることにしますね。
私が思う定義と同じく畑があるや山があるという意見は多いようですが、中にはすごくおもしろい意見がありました。
なんと「ニトリがあるかどうかで決まる!」というもの。いや、でも確かに…田舎にニトリはない。なるほど~な定義ですね。これは分かりやすい!
逆に「定義はない、雰囲気で決まる!」という意見もありました。それも何となく分かる!

ちなみに「田舎」という言葉をWikipediaで調べてみると…

田舎は、都市、都会、都などの対義語となる概念。本項では田舎や田園、鄙や郷と呼ばれるものについて解説する。学術や政策においては、村落、農村地域、農山漁村地域、多自然居住地域などの表現が用いられることが多い。これらの表現は、価値の置き方により使い分けられる
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E8%88%8E

都会の定義は?

それでは反対に都会の定義とは何なのか?
都会の定義は、人口が密集している。そして、商工業が盛んで文化的設備があるということだそう。

確かに、都会にはたくさんのお店があり栄えていますし、コンサート会場などもたくさんありますよね。夜中でもお店が閉まらないのも都会ならではの特徴だと思います。
そうなると、逆に田舎の定義は、人口が密集していない。そして商工業が盛んではない。文化的設備がない。ということになるのでしょうか?
それだと何だか納得がいきませんね…。少し分かりづらいです。

田舎の人は田舎の定義をどう思っている?

田舎育ちの私は、昔から「田舎はいいぞ~!田舎が一番だ!」と教えられてきました。「田舎って何?」と小さい頃聞いたときには、おじいちゃんに「山もある。川もある。虫も動物もいる。何と言っても空気が美味しい、それが田舎だ」と教えられました。

その頃はまだ小さくて、空気が美味しいって何?って思っていた記憶がありますが…。今になれば、その意味が本当によく分かります!
田舎って本当に空気が美味しいんです。都会と比べてこんなに違うかっていうレベル!
個人的には、自然が豊かで空気が美味しい場所、というのも田舎の定義に加えるべきだと思います!

田舎の良さが田舎の定義

田舎の定義とは、先程のWikipediaのように調べれば難しい言葉が並びますが、そもそも田舎の良い点=長所こそが田舎の定義になるのでは?と考えました。

たとえば、田舎の良さと言えば、家が密集しておらず一軒一軒の間取りが広く、ゆったりのんびりと生活することができる点。これ自体も田舎の定義になると思います。
このように、都会にはなくて田舎にはあるという良い点こそが田舎の定義になると思うのです!

まとめ

1.「田舎!」と思うことこそが田舎の定義
2. 田舎という言葉は、都市・都会・都などの対義語
3.都市の定義は人口が密集していること
4.自然豊かで空気が美味しいのも田舎の定義
5.都会にない田舎の良い点こそが田舎の定義

やはり、田舎の定義となると意外と難しく、これほど田舎について詳しく悩んだことはないかも知れません。
普段当たり前に過ごしているからこそ、分かっていないことってあるのですね~!

田舎で育ったのに「都会の定義は?」と聞かれた方が自分の中でたくさんの意見が出てくる気がします。多分、都会であれば、あれがあるこれもあるとなりますが、それほどに田舎って何もないんでしょうね。そして何もないということが一番の田舎の魅力だったりするのです!

都会ほど便利でもない田舎に住む人が未だに多いのも、今回紹介した定義のように、自然が豊かで空気が美味しいなど、こういった田舎ならではの良さがあるからだと私は思っています。