「差別・区別」って聞くと、なんだか悲しくなりますよね。
できる限り、生きている間に、差別や区別はしたくないなって私は思っています。
でも、意外とあるんですよね。
子供に限らず意外と知らないうちに差別してしまっていたり、区別してしまっていたり…
あなたは子育ての中で、兄弟差別をしてしまっていることありませんか?
もし今回これを読んで「やってしまってる…」と思った方は、これが子育てを見つめなおすきっかけになると嬉しいです♪
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兄弟差別をしていませんか?
まず、兄弟差別って何?と思っている方に説明します。
簡単に言えば、兄弟に差をつけて、一人だけを可愛がってしまったり、長男は良いけど次男はダメ!など区別することを言います。
最近悲しい虐待のニュースを目にしたりしますが、兄弟差別がある場合も多いですよね。
私が見た中で、同じ兄弟なのに一人だけ虐待されていたということに疑問を抱いたことがあります。
子供を愛せないという人もいるのが現状です。
しかし、この場合、愛せる子供もいれば、愛せない子供もいるといった不思議な状態ですよね…これこそが兄弟差別です。
虐待となると極めて酷い事例ですが、小さなことでも兄弟差別はあります。
兄弟差別の例
虐待について話しましたが、それは分かりやすい例です。
他にも、生活の小さなことにも兄弟差別を見つけることができます。
例えば、一番多いのが長男長女と次男次女に優越をつけるパターン。
長男は良いけど次男はダメというパターンです。
でも、日本には昔から家を継ぐのは長男の役目だという暗黙のルールがあるように、それが子育てにおいてしつけにあたるのか、差別にあたるのかは難しいところかも知れませんね。
私の場合「お兄ちゃんだから我慢しなさいね」「弟だからお兄ちゃんの言うことを聞きなさいね」というのは、全く兄弟差別や区別にはならないと考えています。
実際私は長女ですが「お姉ちゃんだから譲りなさい」と言われても、当たり前のように思って生きてきました。
差別されたという感覚は、全くもってありません。
私の中では、その差に愛がなかったり、意味を持たない行動こそ兄弟差別に繋がると思っています。
実際の兄弟差別の例
では、実際にはどういう状況が兄弟差別にあたるのか…
私の友達は、母親がいません。
本当の母親がいないだけで、父親の再婚相手の人をお母さんと呼んでいました。
小学校の高学年の頃に再婚されたので、突然来たお母さんという存在にとても不安そうだったのを覚えています。
中学に上がって、毎日家での生活が辛いと泣いていました。
でも、私も同じく中学生なので、どうしてあげることもできずに、ただ話しを聞いてあげるという毎日を過ごしていたと思います。
はっきり覚えていることは、父親と新しい母親に子供ができ、妹ができた状態になってから生活が一変したということです。
妹はたくさんおもちゃを買ってもらえるのに、友達は何も買ってもらえず、お小遣いもないのでみんなで遊ぶこともできないという状況にあったことを覚えています。
妹の保育園の行事には行くのに、中学校の行事には一切行かなかったり、保育園のお弁当は作るのに、中学校の遠足はコンビニで買ったものを持ってきていたり、手をあげるなどの虐待こそなかったものの、中学生ながらにとても傷付いていました。
私は兄弟差別という言葉を聞いたときに、この友達の顔をすぐに思い浮かべ、こういうことがあったな…と思い出しました。
兄弟差別をしないには?
兄弟に差をつけることは、知らずとやってしまうことも多いです。
私も、娘や息子には差をつけないようにかなり心掛けています。
特に、一番気にしているのは、喧嘩をしたときの対応ですね!
喧嘩をすると、必ずあるのが「相手がやったから悪い」という自己防衛。
ウチの子供もこればっかりで嫌になること…あります。
でも、絶対にどちらが100%悪いという差をつけないようにしています。
ただ、明らかに寝ているところを蹴っ飛ばしたなんてことがあれば悪さの判定はしっかり下しますが…。
兄弟同士の喧嘩の場合には、絶対差をつけません。
と言って、どっちも悪くないということにはしません。
自分の悪かったことをお互いに謝るように促しています。
まとめ
1.世の中には、兄弟差別からの虐待がある
2.兄弟差別と兄弟それぞれに対するしつけは別のもの
3.実際に兄弟差別・区別は存在する
4.兄弟喧嘩には差をつけて怒らない
差別はしないにせよ、兄弟に区別をつけるなと言われると難しい面もありますよね…。
実際子育てをすると分かると思いますが、子育てって一筋縄ではいきません。
マニュアル通りにも進みません。
でも、意外と子供の話を聞かずに「悪い!」って決めつけちゃうこと多くないですか?
私は、そういう光景を街でも良く見かけます。
子供同士って意外と親の見ていないところで姑息な小さいイタズラをしたり、子供同士しか見えないようなやり合いもありますよね~…。
それに気付かずに、目に見えて悪い方に怒鳴っているお母さん…めちゃくちゃ多いです!!
子供にとって母親というのは、守ってくれるか守ってくれないかの判断でしかない部分もあります。
小さなことでも大きく傷付いたりもします。
私は、知らずに兄弟を区別することのないように、子供の話をしっかり聞いてあげて、広く見てあげることが大切かな~と考えています♪
それよりなにより、子供の笑顔が一番大切なので、兄弟でもどちらもが喜ぶように笑顔で毎日を過ごせるように子育てをしていきたいと思っています♪
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