私の親は特殊な職業をしていますが、あと数年したら後期高齢者(75歳)になります。
父の仕事はまだめどがつかないのでしばらくは引退できそうにもありませんが、母は心臓が悪いのでちょっと不安です。
私も持病を持ち、自宅での仕事しかできず、それも親は心配しています。
幸い一人っ子なので、親のお金や財産は私のところに入ります。
本人たちは「養護老人ホームで暮らす。あんたの負担にはならないよ」と言っていますが、正直不安です。
そこでほかの人はどう過ごしているか調べてみました。
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我が家の例…一人っ子で同居中
ずっと投資やニーサなどを続けているのでここだけの話、資産自体はあります。
実家も一軒家なのですが固定資産税がかかりますが住むところには困りません。
もし、両親が亡くなったり、老人ホームなどに入ることになったら、旦那には先立たれてしまっているので私一人です。
家には猫2匹と大型犬1匹がいます。
私と猫だけならいいのですが大型犬なので引っ越したくても引っ越せません。
正直30代の今からどうしようかと悩んでいたりしますが、いつどうなってもいいように元気で若いうちから考えたり話し合っておくことは必要だと思います。
私の義親(旦那の親)の場合…一人暮らし中
義母は私の親よりは少し年下ですが、脊髄を悪くして坂道がのぼれなかったり、正座ができなかったりします。
また、糖尿病で最近は目まで悪くなってきたようです。
しかし、「自分の生活費は自分で稼ぐ」といい、ずっとパートで働いています。
年金は全部貯金し、義姉が管理しています。
でないと使い込むようです。
私の主人が本当は面倒を見なければならなかったのですが、旦那が生きている時は借家だったので部屋が足りず断念しました。
また、義弟夫婦の方が義母に恩を感じているようです。
主人はあまりいい思い出がないようでしたが…。
一人っ子だと負担が大きいので兄弟がいたら…と思ったりもしますが、兄弟がいたらいたで誰が面倒を見るのか、お金を負担するのか…もめる原因になりますよね。
私の独身の友人の話
友人は重度の鬱もち、弟も統合失調症、妹は結婚して家を出て、母親も鬱状態、父親は元気ですが、仕事も定年で辞めて、家には働いている人がいない状態です。
しかも祖母は寝たきり。
一時期、友達が「長男だから親は自分にお金を無心したいんだ」と言っていました。
実際、生活を労災年金と両親の年金で賄っているので、友人は腹を立てていました。
自分も体調が悪く、お金にも不安があれば、家族のことを考える余裕もなくなりますよね…。
将来を考えると、お金のやりくりなどどうしたらいいのでしょうか。
老後の年金は親のお金で払ってもらうために資産を把握しよう
まず、子供として親の収入や資産を把握する必要があります。
- 親の現在の生活費(介護費用含める)
- 親の年金額
- 親の介護
を調べましょう。
親の現在の出費を把握
実家の生活費が現在一体いくらかかっているのか?
多くは自分自身が独身時代はまるっきり無関心だし、自分が結婚して家庭を持つと逆に今度は自分のことにかかりっきりで、親世代の経済的なことまで意外と気がまわらなかったりします。
両親のどちらが家計を管理しているのか、毎月の光熱費、食費、医療費などの支出から、税金や冠婚葬祭などの付き合いまでの大まかな支出をだしていきます。
もし、持ち家でなく家賃が発生する場合はもちろん、年にいくらぐらい使っているかを調べましょう。
介護にかかるお金ですが、介護はいろいろなサービスがあるので、まず自分で調べてみたり、市役所を訪ねるのもいいでしょう。
ベストはちゃんと知識を持ったケースワーカーやケアメージャーがいるところ相談に行くのがいいと思います。
親の年金額を把握
父親、母親それぞれの年間収入額を調べます。
親の資産状況を把握
持っている不動産を調べます。
そして書き出して株や投資信託をやっているのかも調べます。
土地や資産を売ってしまった場合に手元に残る金額がどれぐらいになるかを調べます。
親の老後にいくら使えるか考える
ここでは仮定で母が100歳までの年数を考え、月々いくら使えるかを計算します。
親の年金額+(親の資産÷母の100歳までの年数÷12)
※年金以外に家賃収入などの定期収入があれば、年金額にプラスする
この金額がわかったらどの程度の暮らしができるか、介護はどの程度できるか、などを計算していきます。
ネットなどによく乗っている「老後の必要経費3000万」などとかいてありますが都会や田舎かによって違いますし、理想の生活もかかわってきます。
これで、毎月どのくらいお金が使えるかがわかると思います。
まとめ
お金の心配は、まずは現状を把握することがいうことが大事ということがわかりました。
必要以上に日々の生活を切り詰める必要はないですが、経済状況に合わせた生活が大事ですよね。
場合によっては、贅沢なことや高い買い物はできるだけ控えたほうがいいかもしれません。
でも、1か月に1回くらいは贅沢して外食とかもしないと息がつまってしまいますよね。
また、税金対策として「ふるさと納税」や公的な支援を使うのもいいと思います。
例えば私の住んでいる市では70歳以上の人は1か月1万円払えば、バスを何回でも乗り降りできます。
バスしか足がないお年寄りにはお得ですよね。
ちなみにほかの人は1回につき230円です。
私の交通手段はだいたいがバスなのでとてもうらやましいです。(できればもっと安くしてあげてほしい…)
でも、働けるうちに働いて収入があるのが安心ですよね。
仕事しない時間はお金を使うことも増えると思うので、仕事をしていれば支出も減りそう。
私は一人っ子で頼る人が親しかいないので、両親が亡くなったらどうしようかと祖母のお葬式の時考え込んでしまいました。
その時は結婚していたので安心でしたが、旦那はもういません。
今のうちに使い方を見直して、将来に備えたいと思います。
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