長生きするのは素敵なことです。自分よりもパワフルだなぁ…と感じる高齢者が沢山街に溢れています。
しかし、現実的に考えると親の老後にお金がない…。そんなふうに感じたことはありませんか?
今回はそんな親の老後に自分も親もお金が心配な方へ、乗り切り方をアドバイスします。
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親の老後に親も子供もお金がない!みんながみんなお金持ちではない
よく、年寄りは年金をり溜め込んでいるからお金が沢山ある。みたいな言われ方をされる方もいますが、もちろんお年寄りがみんな貯金三昧ということはありません。
自分の親は逆に借金をしていたくらいで、昔から父親にお金を貸してくれと言われていたような環境で育ってきたので、親の老後どうしよう…といきなり考えるとか、そういう問題でもなかったのですが、私のように慣れている人よりも、急に親が病で倒れてお金どうしよう…と悩む人のほうが大変かもしれません。
親の老後に親も子供もお金がない!まずは近くの人に相談
結婚して義母父さんと同居している場合など、実際問題自分の親よりも旦那さんの親を優先しないといけない…という環境に置かれている方も多いと思います。
しかし例えば自分の親が介護が必要になりお金がかかる…となれば早急に対応しなければなりません。
そんな時は、近くの人、旦那さんや義母さんなど、自分の今置かれている環境を知っている人にまずは相談しましょう。
いろいろと自分だけで考えていると見落とすところがあったり、考えが一辺倒になります。
お金のことですから、家族の生活に関わってきますので、まずは近くの人に相談してみましょう。
親の老後に親も子供もお金がない!行政を利用する
意外と見逃すのが、この行政を利用することです。中には一度相談に行ったけれど冷たくあしらわれて終わり。というケースもあります。
自分がそうでした。
私の場合は、自分が30代の時に親が寝たきりになり、働きながらも親の介護をしながら生活していました。通院費がどえらくかかるので高額療養費制度を利用していましたが、何故か私が行くと「お前が親に出してあげればいいのに」的な態度を毎回とられました。
風貌が遊び人に見えたんでしょう。
そんなことから必ず受付には父親に先に立ってもらい、子供と自分はひっそり待合室にいることにしました。
父親が寝たきりになってからは、市役所に行く際はヨレヨレの洋服で暗い顔して行くようにしました。
なんでここまでやらないといけないのか?とある時怒りがこみ上げてきましたが、そんなこと言っていられません。
最近ではSNSなどの普及から、そんな態度を取ると拡散されて大変なことになりますし、行政のコンプライアンスなども問題になっていますので、昔よりは全然対応がよくなっており私のようなことはないかと思いますので、悩んだらまずは行政にも相談しましょう。
うちの親は医療保険にはいっていない!どうしよう!
とか、
医療保険にははいっているけれど、この病気では支払われない!どうしよう!
と焦る前に、まずはお住まいの自治体での高額療養費制度を把握してみましょう。
親の老後に親も子供もお金がない!親と真剣に話をする
なんだかんだ親も子供には迷惑かけたくない。お金がないのもわかっているけれど、プライドもある。
なんてことから、なかなか親のお金問題に気づかず、どうしようもなくなったときに、「ええ!?一文無しどころか借金あるじゃん!?」みたいになってしまっては、共倒れします。
お金の話はなかなかする機会がありませんが、今後あなたやご両親が無理をしないためにも、今一度元気なうちにお金の話をしておくことをおすすめします。
車があるけれど、もう親もいい年齢なのでいらないのではないか。車の維持費だけでもかなりかかりますし、そういうところも真剣に話をしたほうがいいです。
だんだん歳を取るにつれ、思い込みが激しくなり、頑固になり、他人の話も聞く耳持たないのにましてや子供の話なんて聞くわけない。と諦めないで、真剣に話してみてください。もしかしたら何か節約できたりすることがあるかもしれませんし、新しい問題がでてくるかもしれません。
まとめ
親の老後に親も子供もお金がないときの乗り切り方をまとめてみますと、
- まずは近しい身近な人に相談!自分で抱え込まない!
- 行政を利用する!頼れる場合が多い!
- 親と今後のお金について真剣に会議をする!
いろいろと確執があったり、親と仲良しではない人もいらっしゃると思います。
しかし、どんな親でも親は親です。
いなくなってから後悔するよりは、悔いがないように親に接してほしい。
なかなか難しいですが、お金がなくてもなんとかなる場合が多いですので、是非こちらを参考にして行動してみてください。
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