最近主婦の引きこもりが増えている!その原因は?対策はある?

ちょっと前に、「8050問題」について、テレビで頻繁に扱われていましたよね。
8050問題」とは、年金暮らしの80代の親が、50代で働かず家にこもっている子供の面倒をみているという問題です。
中高年の引きこもりは、だいたい61万人ぐらいと言われていますが、実際にはもっと多いとも言われています。
引きこもりと聞くとなんとなく男性のイメージがあるのですが、最近は主婦の引きこもりも増えているらしいのです。
でも、女性は「専業主婦」という言葉でなかなか実態がわからないそうです。
今回は、主婦の引きこもりの原因と対策をご紹介いたします。

最近主婦の引きこもりが増えている!専業主婦と引きこもり主婦の違いは?

専業主婦と引きこもり主婦の大きな違いは、外部とのコミュニケーションがあるかどうかです。
どちらの主婦も、1日を家族の世話、掃除、洗濯と家で忙しく過ごしています。

専業主婦の方は、その中で外に出かけて、誰かとコミュニケーションを取っているのです。
例えば、子供の学校に行って先生や他の保護者との会話を持ったりします。
でも、引きこもり主婦は、一切外には出ません。

たとえ子供の大事な学校行事があったとしても、外に出ることはないでしょう。
家族以外の人との関係を断ち切っているのです。
何らかの原因で外出することに恐怖感を感じているのです。

でも、何が原因で家から出るのが怖いのでしょうか?

最近主婦の引きこもりが増えている!引きこもりの原因は?

1.環境の変化

旦那様の転勤で引っ越しをしたら、なかなか新しい環境に馴染めなかった。
ご近所さんとのトラブルで外に出られなくなった。
などのように、環境の変化で引きこもってしまう事が多いようです。

私の知人も、新しくマイホームを建てて引っ越しをした時に、引っ越しの当日、車の止め方が悪かったとかで、隣の人からグチグチ言われ、その日からの生活が全然楽しめず、結局そのマイホームを手放してしまいました。
彼女の場合は、旦那様が理解ある人でしたから、再び引っ越しをするということで、引きこもりになることを避けられました。

普通の人は、せっかく建てたマイホームを手放すという選択は、金銭的にも難しいですよね。

2.ママ友との関係

ママ友とは、仲が良い時は良いのですが、何かちょっとした理由で牙を向くこともありそう…というのが私の印象です。
というのも、私は子供がいないのでママ友いう関係を築いたことがありません。

ただ、世間の話を聞くと私には無理。
ママ友の関係で悩んでいる主婦はとっても多いのです。
子供のためといえども、疲れますよね。

むしろ、子供に影響したら…と思うと言いたいことが言えなかったり、無視することもできなかったり。
関わりたくない!と思っているうちに、関わらないように引きこもってしまうことがあるようです。

3.子供の進学や就職の失敗

何かと体裁を気にする人は、子供の進学や就職の失敗などで外に出られなくなるそうです。
影で笑われている感じがするのでしょうか?

4.外見の変化

年を取れば、体型も変わってきます。
おしゃれもしなくなるかもしれません。

外に出る為に、お化粧をしたりするのも面倒です。
太る→楽な服装→外に出たくない→化粧もしない→太る→(最初へ戻る)
と延々と悪循環に陥っていくのです。

5.退職

結婚や子育てで、やむなく仕事を退職しなくてはならなかった主婦も多いかと思います。
今まで、自分の目標ややりがいのある仕事に向かって一生懸命頑張ってきただけに、退職後の無力感や喪失感に襲われて外部との関係を絶ってしまう事もあるようです。

他にもうつ病が原因だったり、人と話す事が苦手など、いろいろ理由はあるようです。
ほんとにちょっとした事や、誰かの一言に傷ついて外出が出来なくなる事もあるのです。

最近主婦の引きこもりが増えている!引きこもりから脱出する方法

1.家族以外の話し相手をみつける

誰でも構わないので、家族以外の人で話せる人を見つけましょう。
近所の人でもいいし、カフェの定員さんでもいいです。

もし誰もいなければ、心療内科の先生でもいいと思います。
心療内科というとハードルが高いかもしれませんが、話を聞いてくれて、気が楽になりますよ。

実は私も通っていたのですが、別に普通の内科の先生って感じで漢方を処方してもらってました。
アメリカでは、会社の社長さんや社会的に地位がある人ほど、カウンセリングを受けているのです。
「心の調子を整えるため」と考えてみれば?

2.ちょっとした用事を作る

いざ出かけるとなると、とっても気が重くなるものです。
だから、“今日は出かける”と決めるのではなく、“あー今日中にこの郵便物ださないと”って感じで、ちょっとした用事を見つけて、短時間でもいいので外に出かける練習をしましょう。
慣れて来たら、少しづつ外出時間を延ばしていけばいいのです。

3.スポーツをはじめてみる

家の中にずっといると、元気な人でも病気になってしまいます。

晴れた日には、散歩をしてみましょう。
次はウォーキングやランニングと挑戦してみましょう。
汗をかくことで、爽快感も感じられますし、ダイエットや筋力アップで病気予防にも繋がります。

まとめ

今回は、主婦の引きこもりについて書きましたが、実は私は「プチ引きこもり」なんです。
パートや買い物にも出かけますが、あまり人混みは好きではないし、買い物もネットでするほうが好きです。
人付き合いも好き嫌いが多く、なかなか気の合う人はいません。

お休みの日は、一歩も外に出たくありません。
ほんとに一歩間違えれば、引きこもり主婦なのです。
でも、私が引きこもりにならないのは、愛犬がいるからです。

散歩は朝晩行って、ご近所さんと挨拶を交わすし、愛犬が病気なれば治療費もかさむので、パートにも出かけます。
私は愛犬のためですが、きっと今引きこもっている主婦の方も、なにか少しのきっかけでそこから抜け出せると思います。

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